200803・04W・ディンド
シビア・トロピカル・ストーム (JMA)
トロピカル・ストーム (SSHWS)
発生期間5月15日 ? 5月17日
ピーク時の強さ50 kt (10分間平均)
992 hPa
5月14日15時にルソン島の東の海上で発生した熱帯低気圧は北東に進み、15日21時に沖縄の南の海上で台風となって、アジア名「マットゥモ(Matmo)」と命名された[5]。台風は東北東に進みながら若干の発達し、16日15時に日本の南海上で勢力がピークに達したが、台風の雲は当初からまとまりのない形をしていたため、あまり強くはならなかった。 その後、台風は進路を東に変えながら勢力を弱め、17日9時に硫黄島の北の海上で熱帯低気圧に変わり、同日15時に消滅した[1]。 200804・05W・コスメ シビア・トロピカル・ストーム (JMA) 5月14日21時に南シナ海で発生した熱帯低気圧が北に進み、次第に進路を北東に変えながら、16日15時に台風となって、アジア名「ハーロン(Halong)」と命名された[6]。台風は当初は停滞していたが、発達しながら進んで、ルソン島の西岸沖にて最盛期を迎えた。その後はルソン島の北部に上陸して勢力が一旦衰えたが,ルソン島を通過した後に再びゆっくりと発達し、沖縄の南海上へ進んだ。その後も北東に進み続けて次第に勢力を弱め、20日21時に八丈島の南東の海上で温帯低気圧へと変わった。温帯低気圧は日本の東海上を北東に進み、カムチャツカ半島の南東海上にて24日21時に消滅した[1]。 200805・06W・エンテン タイフーン (JMA) 5月26日15時にヤップ島の東の海上で発生した熱帯低気圧が北西に進み、27日15時にフィリピンの東で台風となって、アジア名「ナクリー(Nakri)」と命名された[7]。命名国はカンボジアで、花の名前に由来する[7]。台風は北西にゆっくり進みながら勢力を強め、29日21時に最盛期を迎えた。台風は6月1日にかけて、勢力を弱めながら北に進路を変 え、沖ノ鳥島の西海上を通過。しかし2日の午前中にわずかに再発達し、日本の南海上を北東進した。その後は勢力が衰えていき、3日15時には八丈島の東の海上で温帯低気圧へと変わった。温帯低気圧は東進して、6日9時前には180度経線を越えた[1]。この年の5月に発生した台風はこれで4個目であり、1971年および1980年と並ぶ、過去最多タイの発生数となった[7]。 200806・07W・フランク
台風4号(ハーロン)
カテゴリー1 タイフーン (SSHWS)
発生期間5月16日 ? 5月20日
ピーク時の強さ60 kt (10分間平均)
975 hPa
台風5号(ナクリー)
カテゴリー4 タイフーン (SSHWS)
発生期間5月27日 ? 6月3日
ピーク時の強さ100 kt (10分間平均)
930 hPa
台風6号(フンシェン)
Size:87 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
担当:undef