2008年のアメリカンリーグチャンピオンシップシリーズ
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2008年アメリカンリーグ
チャンピオンシップシリーズ

第5戦の様子

チーム勝数
タンパベイ・レイズ4
ボストン・レッドソックス3

シリーズ情報
試合日程10月10日?19日
観客動員7試合合計:26万5926人
1試合平均:03万7989人
MVPマット・ガーザ(TB)
責任審判ティム・マクレランド[1]
ALDSTB 3?1 CWS
BOS 3?1 LAA
殿堂表彰者デビッド・オルティーズ(BOS指名打者)
チーム情報
タンパベイ・レイズ(TB)
シリーズ出場球団創設11年目で初
GMアンドリュー・フリードマン
監督ジョー・マドン
シーズン成績97勝65敗・勝率.599
東地区優勝

ボストン・レッドソックス(BOS)
シリーズ出場2年連続9回目
GMセオ・エプスタイン
監督テリー・フランコーナ
シーズン成績95勝67敗・勝率.586
東地区2位=ワイルドカード


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ワールドシリーズ

2008年の野球において、メジャーリーグベースボール(MLB)ポストシーズンは10月1日に開幕した。アメリカンリーグの第39回リーグチャンピオンシップシリーズ(39th American League Championship Series、以下「リーグ優勝決定戦」と表記)は、10日から19日にかけて計7試合が開催された。その結果、タンパベイ・レイズ東地区)がボストン・レッドソックス(同)を4勝3敗で下し、球団創設11年目で初のリーグ優勝およびワールドシリーズ進出を果たした。

両球団がポストシーズンで対戦するのはこれが初めて。この年のレギュラーシーズンでは両球団は18試合対戦し、レイズが10勝8敗と勝ち越していた[2]。今シリーズでは、レイズが第2戦から3連勝しリーグ優勝へ先に王手をかけたが、レッドソックスも次の試合から2連勝してシリーズの行方を最終第7戦までもつれ込ませた。特に第5戦でレッドソックスは、ポストシーズン史上2番目に大きな点差逆転となる7点差逆転勝利を収めた[注 1][3]。レッドソックスは1勝3敗からの逆転制覇を前年のリーグ優勝決定戦で達成しており、もし今シリーズでも最終第7戦に勝利すれば2年連続となるところだったが、レイズはそれを阻んだ[4]シリーズMVPには、最終第7戦に先発登板して7.0イニングで9奪三振・1失点の好投を見せるなど、2試合13.0イニングで2勝0敗・防御率1.38という成績を残したレイズのマット・ガーザが選出された。しかしレイズは、ワールドシリーズではナショナルリーグ王者フィラデルフィア・フィリーズに1勝4敗で敗れ、初優勝を逃した。

2007年よりワールドシリーズの開幕日が、全米テレビ中継の視聴率が高く見込める曜日の放送を増やすために、土曜日から水曜日に変更された。これに伴いポストシーズンの期間が延びたため、リーグ優勝決定戦では第4戦と第5戦の間に休養日が設けられた[5]。この方式は、2009年シーズン終了後に撤廃されるまで3年間続いた[6]
試合結果

2008年のアメリカンリーグ優勝決定戦は10月10日に開幕し、途中に移動日と休養日を挟んで10日間で7試合が行われた。日程・結果は以下の通り。

日付試合ビジター球団(先攻)スコアホーム球団(後攻)開催球場
10月10日(金)第1戦ボストン・レッドソックス2?0タンパベイ・レイズトロピカーナ・フィールド.mw-parser-output .locmap .od{position:absolute}.mw-parser-output .locmap .id{position:absolute;line-height:0}.mw-parser-output .locmap .l0{font-size:0;position:absolute}.mw-parser-output .locmap .pv{line-height:110%;position:absolute;text-align:center}.mw-parser-output .locmap .pl{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:right}.mw-parser-output .locmap .pr{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:left}.mw-parser-output .locmap .pv>div{display:inline;padding:1px}.mw-parser-output .locmap .pl>div{display:inline;padding:1px;float:right}.mw-parser-output .locmap .pr>div{display:inline;padding:1px;float:left}
トロピカーナ・フィールドフェンウェイ・パーク
10月11日(土)第2戦ボストン・レッドソックス8?9xタンパベイ・レイズ
10月12日(日)移動日
10月13日(月)第3戦タンパベイ・レイズ9?1ボストン・レッドソックスフェンウェイ・パーク
10月14日(火)第4戦タンパベイ・レイズ13?4ボストン・レッドソックス
10月15日(水)休養日
10月16日(木)第5戦タンパベイ・レイズ7?8xボストン・レッドソックス
10月17日(金)移動日
10月18日(土)第6戦ボストン・レッドソックス4?2タンパベイ・レイズトロピカーナ・フィールド
10月19日(日)第7戦ボストン・レッドソックス1?3タンパベイ・レイズ
優勝:タンパベイ・レイズ(4勝3敗 / 球団創設11年目で初)

第1戦 10月10日

トロピカーナ・フィールドフロリダ州セントピーターズバーグ


 123456789RHE
ボストン・レッドソックス000010010270
タンパベイ・レイズ000000000040

松坂大輔(1勝)  ジェームズ・シールズ(1敗)  Sジョナサン・パペルボン(1S)  


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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