2007年の世界ラリー選手権
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2007年の世界ラリー選手権
優勝ドライバー
セバスチャン・ローブ
優勝マニュファクチャラー
フォード
前年:2006翌年:2008
2007年の世界ラリー選手権

2007年の世界ラリー選手権(2007 World Rally Championship season)はFIA世界ラリー選手権の第35回目のシーズンである。このシーズンはラリー・モンテカルロと共に1月19日に開幕した。

2007年シーズンを通してタイトル争いするマニュファクチャラー(自動車メーカー)は、2つのグループに分かれる。

まず、マニュファクチャラーはフランスシトロエンアメリカ(ただしラリー活動の主導権を握っているのはフォード・ヨーロッパである)のフォード、そして日本スバル、OMVクロノス・シトロエンWRT、フォードのサテライトチームであるストバート・VK・Mスポーツ・フォードの以上5チーム。

そして、マニュファクチャラーチーム(MT)は、ミュンヒス・フォード・ワールドラリーチームがエントリーしている。

これ以外に三菱シュコダプジョー(ワークス活動はしないがプライベーターを支援)などが参戦する。スズキ2008年からの本格参戦を前に3戦(フィンランド、ツール・ド・コルス、グレートブリテン)に新型車SX4 WRCのテスト走行として参加する予定であったが、フィンランドは欠場、10月のツール・ド・コルスでのデビューとなった。

因みにタイヤピレリの撤退に伴い、スバルがミシュラン系のBFグッドリッチにスイッチしたことにより、実質BFグッドリッチのワンメイクになった。しかし入札制によりピレリが勝利し、2008年以降ピレリタイヤによるワンメイクとなることが決定している。
2007年のスケジュール及び結果

ラウンドラリー開催日路面ステージ距離出走台数完走台数優勝者平均スピード
1
ラリー・モンテカルロ1月19日-21日ターマック/アイス15328.54 km4739 セバスチャン・ローブ103.50 km/h
2 スウェーディッシュ・ラリー2月9日-11日スノー20342.09 km5843 マーカス・グロンホルム108.79 km/h
3 ラリー・ノルウェー2月16日-18日スノー18355.99 km7463 ミッコ・ヒルボネン102.55 km/h
4 ラリー・メキシコ3月9日-11日グラベル20366.06 km4736 セバスチャン・ローブ96.24 km/h
5 ラリー・ポルトガル3月30日-4月1日グラベル18357.10 km8061 セバスチャン・ローブ91.74 km/h
6 ラリー・アルゼンチン5月3日-6日グラベル23370.36 km7041 セバスチャン・ローブ86.57 km/h
7 ラリー・ド・イタリア・サルディニア5月18日-20日グラベル18342.86 km8267 マーカス・グロンホルム89.95 km/h
8 アクロポリス・ラリー5月31日 - 6月3日グラベル21334.44 km6449 マーカス・グロンホルム87.48 km/h
9 ラリー・フィンランド8月2日-5日グラベル23360.34 km9770 マーカス・グロンホルム121.85 km/h
10 ラリー・ドイチュラント8月17日-19日ターマック19356.27 km10288 セバスチャン・ローブ103.04 km/h
11 ラリー・ニュージーランド8月31日-9月2日グラベル18353.56 km6859 マーカス・グロンホルム91.09 km/h


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