2007年のワールドシリーズ
チーム勝数
ボストン・レッドソックス(AL)4
コロラド・ロッキーズ(NL)0
シリーズ情報
試合日程10月24日 - 10月28日
MVPマイク・ローウェル(BOS)
ALCSBOS 4-3 CLE
NLCSCOL 4-0 ARI
チーム情報
ボストン・レッドソックス(BOS)
監督テリー・フランコーナ
シーズン成績96勝66敗
コロラド・ロッキーズ(COL)
監督クリント・ハードル
シーズン成績90勝73敗
ワールドシリーズ
2007年のワールドシリーズは、2007年10月24日から10月28日まで行われたメジャーリーグのワールドシリーズである。 第103回ワールドシリーズ。アメリカンリーグは中地区の覇者クリーブランド・インディアンスを破り3年ぶり出場のボストン・レッドソックス。ナショナルリーグは西地区の覇者アリゾナ・ダイヤモンドバックスを破り球団創設15年目にして初出場を果たしたコロラド・ロッキーズとの対戦となった。この年のオールスターゲームでアメリカンリーグが勝利したため、ボストン・レッドソックスに第1・2・6・7戦を本拠地フェンウェイ・パークで開催できるホームアドバンテージが与えられた。結果は4戦スウィープでボストン・レッドソックスが3年ぶり7回目の優勝。 MVPは打率.400、1本塁打、4打点の成績をあげたマイク・ローウェルが初選出。 表中のRは得点、Hは安打、Eは失策を示す。日付は現地時間。 チーム123456789RHE チーム123456789RHE チーム123456789RHE
目次
1 概要
2 エピソード
3 試合結果
3.1 第1戦 10月24日
3.2 第2戦 10月25日
3.3 第3戦 10月27日
3.4 第4戦 10月28日
4 参考文献
5 脚注
6 外部リンク
概要
エピソード
両チームとも日本人が所属し、ワールドチャンピオンをかけて対決することや、過去最多3人の日本人(コロラド・ロッキーズからは松井稼頭央が、ボストン・レッドソックスからは岡島秀樹・松坂大輔が出場)することもあり、日本でも注目されていた。特に岡島、松坂の両投手は日本人投手がワールドシリーズで登板するのは初めて(先に登板したのは岡島)で、第3戦では先発した松坂が日本人投手のワールドシリーズ初勝利を記録。
ロッキーズは10月22日にインターネットで本拠地で開催する入場券を販売をしたが、90分間に850万回のアクセスのため、システム障害が起きてしまい販売を一時停止した。「外部からの悪意ある攻撃があった」[1] とロッキーズが主張し、FBIが調査に乗り出した。23日には販売が再開され、2時間半で5万枚以上が売れた。
ワールドシリーズ史上初めて水曜日開幕となった。これはテレビ局の意向でこれまでは土曜日に第1戦を行っていたが、アメリカの家庭は土曜日の夜はほとんど外出してテレビを見ないためである[2]。
試合結果
第1戦 10月24日
マサチューセッツ州ボストン - フェンウェイ・パーク
ロッキーズ010000000160
レッドソックス31027000×13170
勝: ジョシュ・ベケット(1-0) 敗: ジェフ・フランシス(0-1)
本: BOS – ダスティン・ペドロイア (1)
観客動員数: 36,733人 試合時間: 3時間30分
第2戦 10月25日
マサチューセッツ州ボストン - フェンウェイ・パーク
ロッキーズ100000000150
レッドソックス00011000×261
勝: カート・シリング(1-0) 敗: ウバルド・ヒメネス(0-1) S: ジョナサン・パペルボン(1)
観客動員数: 36,370人 試合時間: 3時間39分
第3戦 10月27日
コロラド州デンバー - クアーズ・フィールド
レッドソックス00600003110151
ロッキーズ0000023005110
勝: 松坂大輔(1-0) 敗: ジョシュ・フォッグ(0-1) S: ジョナサン・パペルボン(2)
本: COL – マット・ホリデイ(1)
観客動員数: 49,983人 試合時間: 4時間19分
第4戦 10月28日
コロラド州デンバー - クアーズ・フィールド