2006年日本グランプリ_(4輪)
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 2006年日本グランプリレース詳細

日程2006年シーズン第17戦
決勝開催日10月8日
開催地鈴鹿サーキット
日本三重県 鈴鹿市
コース長5.807km
レース距離53周(307.573km)
決勝日天候晴れ(ドライ)
ポールポジション
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フェリペ・マッサ

タイム1'29.599
ファステストラップ
ドライバー フェルナンド・アロンソ
タイム1'32.676(Lap 14)
決勝順位
優勝

フェルナンド・アロンソ
1:23'53.413

2位

フェリペ・マッサ

3位

ジャンカルロ・フィジケラ

2006年日本グランプリ(2006 Japanese Grand Prix)は、2006年F1世界選手権第17戦として、2006年10月8日に鈴鹿サーキットで開催された。正式名称は「2006年FIA F1世界選手権レース フジテレビジョン日本グランプリレース(英称:Fuji television Japanese grand prix 2006 SUZUKA)」。
背景

F1日本GPは1987年から20年間、鈴鹿サーキットで開催されてきたが、2007年以降は舞台を富士スピードウェイに移すことが決定していた。そのため、ファンやレース関係者の間では鈴鹿への感謝を込め、「ありがとう鈴鹿」というメッセージが多く見られた。

前戦中国GP終了時点では、ドライバーズポイントにおいて、2005年度のワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソと、この年限りで引退する事を発表していたミハエル・シューマッハが共に116ポイントで並び、優勝回数の差でシューマッハがランキングトップに浮上している。コンストラクターズ(製造者)部門でも、フェラーリが178ポイント、ルノーが179ポイントと僅か1ポイント差であったため、両部門のシリーズ争いが注目された。

鈴鹿最後の日本GP、シューマッハの日本ラストラン、スーパーアグリの初地元レースなど話題が豊富だったこともあり、レースウィーク3日間の観客動員数は36万1千人、決勝開催日の日曜には過去最多となる16万1千人の大観衆がつめかけた。

※その後、富士と鈴鹿の交互開催が決定し、さらに、富士が2008年限りで撤退したため、2009年から再び鈴鹿での連続開催に戻っている。ミハエル・シューマッハも3年のブランクを経て、2010年から現役復帰した。
予選
展開
Q1

2日目フリー走行3回目にてチームメイトの佐藤琢磨を上回るタイムを出したスーパーアグリ山本左近が、ステアリングの不調からヘアピンカーブにてスピンし、それにより最後尾グリッドとなった。

前年の日本グランプリを制したマクラーレンキミ・ライコネンは調子が振るわず、9位であったチームメイトのペドロ・デ・ラ・ロサを下回り、その時点でQ2進出ラインぎりぎりの15位となった。

Q1の最終ラップにおいて、その時点で16番手タイムであったクリスチャン・アルバースとのタイム比較で、佐藤琢磨は第1セクターを通過した時点でマイナス表示であったが、最終的にQ2進出はならなかった。この時点で山本左近、ティアゴ・モンテイロ、佐藤琢磨、スコット・スピードロバート・ドーンボスデビッド・クルサードのグリッドが確定した。この時点でのトップはフェリペ・マッサであり、ミハエル・シューマッハは8位、アロンソは6位だった。
Q2

鈴鹿サーキットの予選レコードタイムは、2003年の予選初日にルノーのヤルノ・トゥルーリが記録した1分30秒281だった。以来、1分30秒切りが期待されてきたが、ミハエル・シューマッハはQ2の最初のアタックで、従来の記録を2秒以上更新する1分28秒954のタイムを出し、トップとなった。チームメイトのマッサも1分29秒台を出し、2位に入った。

Q1で好調だったBMWザウバーロバート・クビサはペースを落とし12位。Q1で3位だったウィリアムズニコ・ロズベルグも7位に順位を落とした。ライコネンも調子が悪く、マクラーレンの両ドライバーがQ2で敗退となった。この時点でクリスチャン・アルバース、ヴィタントニオ・リウッツィマーク・ウェバー、ペドロ・デ・ラ・ロサ、キミ・ライコネンのグリッドが確定した。トップはミハエル・シューマッハ。アロンソは8位。
Q3

ピットレーン出口にて先頭にフェラーリ、ホンダと並んでいるところに、ピット出口オープンと同時にルノーの2台がフェラーリとホンダの間に割り込んでQ3がスタートした。そしてフェラーリ、ルノー、ホンダの順に走行し、前からミハエル、マッサ、アロンソ、フィジケラの順でタイムアタックを開始するが、アロンソをマッサが抑え、なかなかアロンソのタイムが伸びないまま予選が終了した。

ポールポジションはフェリペ・マッサが獲得し、以下ミハエル・シューマッハ、ラルフ・シューマッハヤルノ・トゥルーリ、フェルナンド・アロンソ、ジャンカルロ・フィジケラジェンソン・バトンルーベンス・バリチェロニック・ハイドフェルド、ニコ・ロズベルグの順でグリッドが確定した。上位4列目まではフェラーリ(ブリヂストン)、トヨタ(ブリヂストン)、ルノー(ミシュラン)、ホンダ(ミシュラン)という並びになり、鈴鹿における力関係をあらわす結果となった。トヨタは母国グランプリでフェラーリに次いでセカンドローを独占し、好位置につけた。
結果

順位Noドライバーチームマシンラップタイム差
16
フェリペ・マッサフェラーリ248F11'29.599-   
25 ミハエル・シューマッハフェラーリ248F11'29.711+ 0.112
37 ラルフ・シューマッハトヨタTF106B1'29.989+ 0.390
48 ヤルノ・トゥルーリトヨタTF106B1'30.039+ 0.440
51 フェルナンド・アロンソルノーR261'30.371+ 0.772
62 ジャンカルロ・フィジケラルノーR261'30.599+ 1.000
712 ジェンソン・バトンホンダRA1061'30.992+ 1.393
811 ルーベンス・バリチェロホンダRA1061'31.478+ 1.879
916 ニック・ハイドフェルドBMWザウバーF1,061'31.513+ 1.914


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