2006年の中日ドラゴンズ
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2006年の中日ドラゴンズ
成績
日本シリーズ敗退
日本S1勝4敗(対日本ハム
セントラル・リーグ優勝
87勝54敗5分 勝率.617[1]
本拠地
都市愛知県名古屋市
球場ナゴヤドーム

球団組織
オーナー白井文吾
経営母体中日新聞社
監督落合博満
選手会長井上一樹
スローガン
ROAD TO VICTORY
≪ 20052007 ≫

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2006年の中日ドラゴンズ(2006ねんのちゅうにちドラゴンズ)では、2006年の中日ドラゴンズの動向をまとめる。

この年の中日ドラゴンズは、落合博満監督の3年目のシーズンであり、2004年以来2年ぶり7回目のリーグ優勝を果たしたシーズンである。
概要

 2006年の中日ドラゴンズ 開幕一軍メンバー(27人)[2]
投手

11 川上憲伸

12 岡本真也

13 岩瀬仁紀

14 朝倉健太

20 中田賢一

30 石井裕也

36 平井正史

42 ドミンゴ

46 デニー友利

49 マルティネス

67 高橋聡文

捕手

27 谷繁元信

40 小田幸平

内野手

0 高橋光信

2 荒木雅博

3 立浪和義

5 渡邉博幸

6 井端弘和

7 川相昌弘

44 T.ウッズ

54 鎌田圭司

外野手

1 福留孝介

4 アレックス

9 井上一樹

22 藤井淳志

35 上田佳範

57 英智

オープン戦ではチーム打率は.229で12球団中最下位だった[3]が、チーム防御率は1.54を記録[4]し、9勝6敗4分で終えた[4]。開幕時には上記の27選手が一軍登録された[2]。2年ぶりのリーグ優勝を目指すチームは4月を12勝8敗と勝ち越して2年連続の開幕ダッシュを果たしたが、5月は連勝・連敗の波が激しく14勝12敗の貯金2で終了。前年負け越しの交流戦で首位の巨人が失速したのに対し、チームは20勝15敗1分と貯金を作ったことで選手に自信がつくと、6月は15勝6敗2分、7月には12勝4敗1分と2か月で貯金17を稼ぎ優勝が秒読みになった。後半戦に入ると阪神が中日に猛追するが、8月11日からの直接対決で阪神に3タテ。その後も直接対決で勝利を重ねていき、9月16日には山本昌がノーヒットノーランを達成。阪神の猛追をかわしつつも首位を固め、10月10日の巨人戦で4番タイロン・ウッズが延長12回に満塁本塁打を放ち、最後は守護神の岩瀬仁紀が巨人の反撃を抑えて2年ぶりリーグ優勝。胴上げが終わった瞬間、落合監督は男泣きした。投手陣では大黒柱の川上憲伸が17勝をあげて優勝に貢献し、それ以外でも朝倉健太が13勝、ノーヒッターの山本が11勝、佐藤充が9勝、中田賢一が7勝をあげるなど先発陣が活躍し、リリーフでも平井正史岡本真也鈴木義広などがそれなりの成績を残してチーム防御率1位の3.10を記録し前年から改善された。打撃陣では円熟期の福留孝介が首位打者、不動の4番タイロン・ウッズが本塁打王と打点王の二冠で打撃タイトルをこの2人で分け合い、チーム打率リーグ1位の.270、本塁打も139本でリーグ2位を記録した。日本シリーズ日本ハムと初の顔合わせとなり、初戦に勝利したものの、続く第2戦以降は打線がふるわず1勝4敗で敗戦。日本一は翌年に持ち越された。
チーム成績

オーダー変遷開幕:3/31[試 1]5/2[試 2]6/1[試 3]7/1[試 4]8/1[試 5]9/2[試 6]10/3[試 7]
1荒木雅博二荒木雅博中英智二森野将彦二荒木雅博二荒木雅博二荒木雅博
2藤井淳志遊井端弘和遊井端弘和中荒木雅博遊井端弘和遊井端弘和遊井端弘和
3井端弘和中福留孝介右福留孝介遊井端弘和右福留孝介中福留孝介右福留孝介
4T・ウッズ一T・ウッズ一T・ウッズ一T・ウッズ一T・ウッズ一T・ウッズ一T・ウッズ
5福留孝介左アレックス左アレックス左アレックス左アレックス左アレックス三森野将彦
6アレックス三立浪和義高橋光信三立浪和義三森野将彦三森野将彦左井上一樹
7立浪和義上田佳範森野将彦右英智捕谷繁元信右井上一樹中英智
8谷繁元信捕谷繁元信捕谷繁元信捕谷繁元信中英智捕谷繁元信捕谷繁元信
9川上憲伸投川上憲伸三渡邉博幸山本昌中田賢一投山本昌投朝倉健太
  投佐藤充    

2006年セントラル・リーグ順位変動順位4月終了時5月終了時6月終了時7月終了時8月終了時9月終了時最終成績
1位巨人--阪神--中日--中日--中日--中日--中日--
2位中日4.0巨人0.5阪神1.5阪神6.0阪神7.0阪神3.0阪神3.5
3位阪神4.5中日1.5ヤクルト7.5ヤクルト11.5ヤクルト11.0ヤクルト14.5ヤクルト18.0
4位ヤクルト8.5ヤクルト3.5巨人10.0広島15.5巨人16.5巨人20.5巨人23.5
5位広島9.0広島8,0広島12.0巨人18.0広島16.5広島22.5広島25.0
6位横浜10.0横浜13.5横浜14.5横浜18.5横浜21.5横浜27.0横浜29.5


2006年セントラル・リーグ最終成績順位球団勝率
1位中日ドラゴンズ87545.617優勝
2位阪神タイガース84584.5923.5
3位東京ヤクルトスワローズ70733.49018.0
4位読売ジャイアンツ65792.45123.5


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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