2004年の台風
軌跡の地図
最初の台風発生4月3日
最後の台風消滅12月22日
最も強かった
台風台風16号 ? 910 hPa,
110 kt (10分間平均)
熱帯低気圧の総数39
台風の総数29
総死亡者数2,073
総被害額1.81 億ドル (2004 USD)
年別台風
2002, 2003, 2004, 2005, 2006
2004年の台風 (2004ねんのたいふう、太平洋北西部で発生した熱帯低気圧) のデータ。この年は太平洋高気圧の配置が例年と異なっていたため、年間で発生した29個の台風のうち3分の1以上にあたる10個(4号・6号・10号・11号・15号・16号・18号・21号・22号・23号)が日本に上陸し、1951年の統計開始以降で最も多くなった。詳細は「2004年の台風集中上陸」を参照 台風の年間日本接近数(上陸数を含む)接近数が多い年接近数が少ない年
台風の日本接近数
順位年接近数順位年接近数
12004年
台風の年間日本上陸数上陸数が多い年上陸数が少ない年
順位年上陸数順位年上陸数
12004年
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年間 タイフーン (JMA) 200401・03W・コスメ 4月5日にカロリン諸島付近で発生し、アジア名「スーダエ(Sudal)」と命名された[1]。命名国は韓国で、「カワウソ」を意味する[1]。なお、フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)はこの台風について、フィリピン名「コスメ(Cosme)」と命名している。この台風は死者こそ出さなかったものの、ミクロネシアのヤップ島などを直撃して大きな被害を出した。そのため、この台風のアジア名である「スーダエ(Sudal)」は、この台風限りで使用中止となり、次順からは「ミリネ
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各熱帯低気圧の活動時期
「台風」に分類されている熱帯低気圧
台風1号(スーダエ)
カテゴリー4 スーパー タイフーン (SSHWS)
発生期間4月5日 ? 4月16日
ピーク時の強さ90 kt (10分間平均)
940 hPa
200402・04W・ディンド タイフーン (JMA) 5月14日にフィリピンのミンダナオ島沖で発生し、アジア名「ニーダ(Nida)」と命名された。命名国はタイで、女性の名前に由来する[2]。なお、フィリピン大気地球物理天文局はこの台風について、フィリピン名「ディンド(Dindo)」と命名した[2]。台風はカタンドゥアネス島を通過して、サマール島とルソン島をかすめながら北上[2]。その後も北上を続け、沖縄の南大東島付近を通過後、加速して北東に進み、伊豆諸島の八丈島に接近した[2]。 台風が接近したフィリピンでは、東部を中心に農作物被害や木造家屋の被害などが各地で発生し、また強風による港湾閉鎖のために1万人以上がフェリーで海を渡れず立往生した[2]。台風が直撃を受けたカタンドゥアネス島では、土砂崩れで完全に流されてしまった村々もあったという。この台風により、31人の死者が出た。 200403・06W・エンテン シビア・トロピカル・ストーム (JMA) 5月18日にカロリン諸島で発生し、アジア名「オーマイス(Omais)」と命名された。命名国はアメリカで、「徘徊」を意味する[3]。また、フィリピン大気地球物理天文局はこの台風について、フィリピン名「エンテン(Enteng)」と命名した。台風はあまり発達せずに、フィリピンの東方を北上した。 200404・07W・フランク タイフーン (JMA)
台風2号(ニーダ)
カテゴリー5 スーパー タイフーン (SSHWS)
発生期間5月14日 ? 5月21日
ピーク時の強さ100 kt (10分間平均)
935 hPa
台風3号(オーマイス)
トロピカル・ストーム (SSHWS)
発生期間5月18日 ? 5月21日
ピーク時の強さ50 kt (10分間平均)
985 hPa
台風4号(コンソン)
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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