2003年の映画
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2003年の映画(2003ねんのえいが)では、2003年(平成15年)の映画分野の動向についてまとめる。
できごと
世界「2003年#できごと」も参照

1月15日 - 米連邦最高裁著作権の保護期間20年延長の法律を容認[1]。企業が権利を持つ作品は、著作権の有効期間が、創作より120年もしくは公表より95年のどちらか短い方、個人では死後70年となる[1]

2月25日 - 映画監督・吉田喜重が仏芸術文化勲章(オフィシエ)受章[2]

3月3日 - ワーナー・マイカル、米・ラスベガスで開催された「ショーウェスト」(全米映画館主のための見本市)で日本初の国際映画興行賞受賞[2]

3月23日 - 『千と千尋の神隠し』(宮崎駿監督)、第75回アカデミー賞長篇アニメーション映画賞受賞[2][注 1]

6月12日 - 米俳優グレゴリー・ペック死去[2]

6月29日 - 第25回モスクワ映画祭、映画『ふくろう』で大竹しのぶが女優賞、新藤兼人監督が功労賞を受賞[2]

7月22日 - 仏プロデューサー、セルジュ・シルベルマン死去[2]

9月6日 - 第60回ヴェネツィア国際映画祭で『座頭市』の北野武銀獅子賞(監督賞)受賞[2]

9月18日 - 米AOLタイム・ワーナーが「タイム・ワーナー」への社名変更を決定[2]

9月28日 - 米映画監督、エリア・カザン死去[2]

10月7日 - 米カリフォルニア州知事選挙に俳優アーノルド・シュワルツェネッガー当選[3]

12月3日 - 米ウォルト・ディズニー、2003年全世界年間興行収入30億8000万ドル到達(30億ドルの大台突破は業界初)と発表[3]

日本「2003年の日本#できごと」も参照

1月

1月24日 - 『千と千尋の神隠し』(宮崎駿監督)をNTVで放映[1][4]。テレビでの劇場映画放送では過去最高の視聴率46.9%(関東地区)を記録[1][4]


2月

2月6日 - 公正取引委員会20世紀フォックス(極東)映画会社を独占禁止法違反、入場料金割引を行わないよう劇場側に不当に強制した疑いで立入検査[2][5]

2月14日 - 劇場運営会社・松竹シネプラッツ設立[2]

2月25日 - 東宝・ ヴァージン共同記者会見で、東宝によるヴァージン・シネマズ・ジャパンの買収を発表[6]。全国8サイト(81スクリーン)が新たに東宝興行網に加わる[6]

2月28日 - 松竹第一興行が解散[2]。3月1日、松竹シネプラッツが業務を継承、直営8館は松竹興行部直営に所属変更[2]


3月

日本ビクター、家庭用デジタルハイビジョンビデオカメラ発売[2]

3月1日

ヒューマックスピクチャーズが「ヒューマックスシネマ」と改称[2]

東宝映画興行部、収益の改善と効率化を図るため、全直営劇場の売店を直営化[2]


3月6日 - 北海道・札幌シネマフロンティアがグランドオープン(2月22日プレオープン)[2]。東宝、松竹ティ・ジョイ初のコラボレーションによる運営で、札幌駅直結の最新鋭巨大シネマコンプレックスが誕生[2]

3月10日 - 照明技師・下村一夫死去[2]


4月

4月1日

ヘラルド・エンタープライズICカード電子チケットシステムを導入[2]

東芝アミューズピクチャーズを買収[2]

角川書店が「角川ホールディングス」(角川HD)と改称、同日付で発足の100%子会社「角川書店」に営業を継承[2]。角川HD社長に角川歴彦、角川書店社長に福田峰夫就任[2]


4月4日 - 東宝、ヴァージン・シネマズ・ジャパンの株式を総額103億円で取得[2]。4月7日、ヴァージン・シネマズ・ジャパンを「TOHOシネマズ」と商号変更。以後ヴァージン・シネマズの劇場名を「TOHOシネマズ」に順次変更[2]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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