2002年の政治
出来事
1月
29日
小泉純一郎総理は事務方と答弁が食い違い対立していた田中眞紀子外務大臣を更迭した。
ジョージ・W・ブッシュ米大統が一般教書演説において、北朝鮮、イラン、イラクの3か国を悪の枢軸として名指しで批判。
31日 - 民主党の大橋巨泉参議院議員が党との意見相違を理由に議員辞職。
2月
1日 - 田中眞紀子の後任の外務大臣に川口順子環境大臣が、新環境大臣に大木浩がそれぞれ就任。
4日 - NGO出席問題を巡って田中眞紀子前外務大臣と対立していた鈴木宗男が小泉総理の求めに応じる形で衆議院議院運営委員長を辞任。
6日 - 民主党の鹿野道彦衆議院議員が、9年間にわたり親族が経営する企業に秘書の給与を肩代わりさせていたことが発覚したことを受け離党。
3月
3日 - スイスにて国際連合へ加盟することの是非を問う国民投票が行われ、賛成が反対を僅差で上回り可決[1]。
4日 - 圓藤寿穂徳島県知事が業際研事件に絡み収賄罪で容疑で逮捕された。
15日 - 自由民主党の鈴木宗男衆議院議員が離党。
17日 - ポルトガル議会選挙。社会民主党が第一党となったものの過半数は得られず、第三党人民党と連立を組むこととなった。
18日 - 加藤紘一自民党元幹事長が前事務所代表の脱税事件容疑での逮捕を受け自民党を離党。
28日 - 社会民主党の辻元清美衆議院議員が秘書給与流用問題の責任を取り議員辞職。
31日
横浜市長選挙投開票。無所属で前衆議院議員の中田宏が、4期目を目指す現職の高秀秀信を僅差で破り当選。
ウクライナ最高議会選挙。ヴィクトル・ユシチェンコ前首相率いる選挙連合我らのウクライナ(英語版)が第一党となった。
数々の汚職疑惑が浮上していた鈴木宗男前衆議院議院運営委員長が衆議院予算委員会において証人喚問を受けた。
4月
9日 - 加藤紘一元自民党幹事長が元事務所代表の脱税疑惑や自身の政治資金流用問題の責任を取り、議員辞職。
21日 - フランス大統領選挙第1回投票。現職のジャック・シラクと右派政党国民戦線のジャン=マリー・ル・ペンが決選投票に進出。
22日 - 井上裕参議院議長が、自身の公設秘書の鎌ケ谷市汚職事件への関与が発覚したことを受け引責辞任。5月8日にはさらに議員辞職した。
28日
国会議員の前期補欠選挙
衆議院和歌山県第2区補欠選挙で自民党公認の石田真敏が無所属の岸本健らを破り当選。
参議院新潟県選挙区補欠選挙で新潟方式で立候補した黒岩宇洋が当選。
5月
5日 - フランス大統領選挙決選投票。現職のジャック・シラクが82.21%の得票で右派政党国民戦線のジャン=マリー・ル・ペンに圧勝。
20日 - 東ティモールが主権国家として独立。
26日 - コロンビア大統領選挙(英語版)。第1次投票で53%の票を得たアルバロ・ウリベが当選。
6月
15日 - チェコ下院選挙。チェコ社会民主党が70議席を得て第一党を維持。
16日 - フランス議会総選挙。与党国民運動連合が6割以上の議席を占めて圧勝。
19日 - あっせん収賄容疑を理由として鈴木宗男衆議院議員に対する逮捕許諾請求が衆議院本会議にて可決され、その後逮捕された。
21日 - 衆議院本会議で鈴木宗男衆議院議員に対する議員辞職勧告決議が可決。しかし、議員辞職はしなかった。
7月
6日 - アフガニスタン暫定政府のハジ・アブドゥル・カディール副大統領が暗殺された。
9日 - アフリカ連合(AU)発足。
18日 - 辻元清美前衆議院議員や元政策秘書、指南役の土井たか子党首の元秘書ら4人が秘書給与を詐取した容疑で警視庁に逮捕された。
20日 - 鈴木宗男衆議院議員があっせん収賄罪で起訴された。
8月
9日 - 田中眞紀子衆議院議員が公設秘書給与流出疑惑の責任を取り、議員辞職。
9月
10日 - スイスが国際連合に加盟[1]。
13日 - 鈴木宗男衆議院議員が議院証言法違反と政治資金規正法違反の罪で起訴された。
21日 - スロバキア国民議会選挙。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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