2001年の映画
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11月9日 - ハリウッドに、米アカデミー賞授賞式会場として有名なコダックシアター完成[4][注 1]

12月21日 - 宮崎駿監督が仏国家功労勲章、パリ市勲章受章[4]

日本「2001年の日本#できごと」も参照

1月

1月28日 - 大映社長に松下武義就任[1]


2月

2月24日 - 『キャスト・アウェイ』(ロバート・ゼメキス監督)からUIP配給作品は、東宝洋画系劇場で優先上映[1]

2月28日 - 東京地裁日活の更生計画終結を認可[1]


3月

3月14日 - 光ファイバー使用による『千と千尋の神隠し』の梅田スカラ座での映画配信実験、新聞発表[1]。従来のフィルム上映に代わり、映画を「デジタルコンテンツ⇒光ファイバー⇒DLPシネマプロジェクター」の流れで劇場に配信・上映する新しい形態を試行[1]

3月17日 - 女優・新珠三千代死去[1]

3月31日 - 大阪市テーマパークユニバーサル・スタジオ・ジャパンがオープン[5]


4月

4月14日 - 監督・勅使河原宏死去[1]

4月20日 - 映画・テレビドラマ等の都内での円滑なロケ撮影をサポートする「東京ロケーションボックス」が都庁内に開設される[6]。以後、各地にフィルム・コミッションが設置される[1]。外国映画の利用第1号はリュック・ベッソン監督の『WASABI[7]


5月

5月17日 - 福岡県警、無許可でDVDビデオを営業目的で上映した業者を著作権(上映権)侵害容疑で強制捜査[1]。国内初のDVDビデオ関連の刑事事件[1]

5月23日 - 松竹、再建3カ年計画達成、引き続き「中期経営計画」を策定[1]


6月

東宝映像事業部、TOHOインターネットショップ開店[1]

6月21日 - 経産省、アニメーション産業研究会を発足、第1回会合を開催[1]

6月26日 - 映倫は再審要求が出ていたフランス映画『ロマンスX』(カトリーヌ・ブレイヤ監督)を配給するプレノンアッシュに対し、改めて性行為や出産シーンに修正を加えることを要求[8]


7月

7月20日 - 『千と千尋の神隠し』(宮崎駿監督)が全国336館で封切られ[7]、日本映画界のすべての記録を塗りかえる驚異的大ヒット[1][9]。オープニングの週末成績は『もののけ姫』(1997年公開)の184%[7]


8月

8月8日 - 全国フィルムコミッション連絡協議会設立[1][10]

8月13日 - 『千と千尋の神隠し』、公開25日目で興収100億円突破[4]。8月19日、公開31日目で観客動員数1000万人突破[4]

8月21日 - 西友キネマ旬報社を傘下におさめる関係会社SSコミュニケーションズの株式を角川書店に売却[1]


9月

9月9日 - 相米慎二監督(53歳)が肺がんのため死去、遺作は1月公開の『風花[11][12]

9月11日 - アメリカ同時多発テロ事件が発生[3]

事件を連想させる内容のため公開が延期されたり(『ビッグ・トラブル』・『ブラックホーク・ダウン』)、ニューヨークで撮影中だったため日米で公開延期(『ギャング・オブ・ニューヨーク』)、世界貿易センタービルが見えるシーンがカットされたり(『ズーランダー』など)、撮影が延期され内容の見直しが行われた映画もあった[3][13]

ハリウッド映画人の来日中止が相次ぐ[13]

米国の空港閉鎖のため、『トゥームレイダー』の宣伝で初来日したアンジェリーナ・ジョリーが日本に足止めになる[14]


9月13日 - WB、「9.11米同時多発テロ事件」の被害者および遺族への哀悼の意を表し、10月に日米同時公開予定の『コラテラル・ダメージ』の公開延期を決定[1]

9月16日 - 『千と千尋の神隠し』、公開59日目で興収200億円突破[4]。9月27日、劇場観客動員数で『タイタニック』(1997年公開)の記録を塗り替え、公開69日目の26日時点で1687万8955人と日本新記録を達成、記者発表[4]
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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