2人のローマ教皇
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ベルゴリオは教皇に罪の赦しを与え、そして、退位したいという彼の願いを支持する。2人は部屋から出ようとするが、システィーナ礼拝堂には大勢の観光客が入場していた。ベネディクトは皆に挨拶し記念撮影に応じる。ベルゴリオはアルゼンチンに帰国する。

1年後の2013年、教皇ベネディクト16世は退位を発表し、コンクラーベでベルゴリオ枢機卿が教皇(フランシスコ)に選出される。 2014年のサッカー・ワールドカップドイツアルゼンチン決勝戦を、2人の教皇は一緒にテレビ観戦をする。
キャスト

※括弧内は日本語吹き替え

ベネディクト16世 - アンソニー・ホプキンス長克巳
教皇[2]

ホルヘ・マリオ・ベルゴリオ枢機卿 - ジョナサン・プライス小室正幸

若き日のベルゴリオ - フアン・ミヌヒン(英語版)


ピーター・タークソン(英語版)枢機卿 - シドニー・コール(楠見尚己

フランツ・ジャリックス(英語版) - リサンドロ・フィクス

エステル・バジェストリーノ - マリア・ウセド

エンマ・ボニーノ - 本人

製作

2017年9月6日、Netflixは監督フェルナンド・メイレレス、脚本アンソニー・マクカーテンによる新作の『The Pope』の製作を開始したと報じられた。アンソニー・ホプキンスジョナサン・プライスがそれぞれ教皇ベネディクト16世ホルヘ・マリオ・ベルゴリオ枢機卿を演じた。撮影はアルゼンチンで11月に開始されるように設定された[3][4]。2018年4月8日の時点で、ローマでの撮影が開始されていた[5]
公開

本作は、2019年8月31日のテルライド映画祭で世界初上映された[6]。また、2019年9月9日の第44回トロント国際映画祭でも上映される[7]。その後、2019年11月27日にアメリカ合衆国で、2019年11月29日にイギリス限定公開され、2019年12月20日にNetflixでストリーミング配信が開始される[8]
史実との違い

史実では、2012年にベネディクト16世とベルゴリオ枢機卿が会って双方の辞任について話した事実はなく、2人が会って話したのは2013年にベルゴリオ枢機卿が教皇になった後のことである[9]。2014年のサッカー・ワールドカップを2人でテレビ観戦したという事実もない[10]
受賞・ノミネート

映画賞授賞式部門対象結果出典
第23回ハリウッド映画賞2019年11月3日脚本賞(英語版)アンソニー・マクカーテン受賞[11]
第24回サテライト賞(英語版)2019年12月19日作品賞(ドラマ部門)2人のローマ教皇ノミネート[12]
[13]
助演男優賞(英語版)アンソニー・ホプキンス
脚色賞(英語版)アンソニー・マクカーテン
衣装デザイン賞(英語版)ルカ・カンフォラ
美術賞(英語版).mw-parser-output .plainlist--only-child>ol,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul{line-height:inherit;list-style:none none;margin:0;padding-left:0}.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol li,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul li{margin-bottom:0}


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