その他、色々なことが自由にできる上級運営人なども存在する。例えば「root▲▲ ★」はその名の通り、管理者特権が使用できるサーバのシステムチューニングを担当している。 (旧)キャップとは、コテハン騙り防止のためのシステムであった。名前は「騙り防止」→「帽子」→「キャップ」に由来する。管理人(当時)であったひろゆきにメールで申請することによって取得できた。投稿者名欄に事前に発行されたパスワードを入力することによって使用する。 例:「二桁%」という投稿者名に「po5253」というパスワードのキャップが設定されていた場合、 なお、スペルミスなどの理由で漏れてしまうことがあった。fusianasan機能は、もともと漏れてしまったパスワードの対策目的であった。fusianasan機能とは、2ちゃんねるに投稿する際に、名前欄にfusianasanと記載することで自分のパソコンなどの機器のホスト名を2ちゃんねるに公開する機能である。コテハン機能とは別に個人を証明するために存在する機能でもあるが、fusianasan機能を知らない2ちゃんねらーを騙し「危険な情報が裏2ちゃんねるにある」と偽り、名前欄にfusianasanと書かせ匿名性をなくさせるような投稿が多い。これに騙され、業務中に2ちゃんねるを使っていたことが判明した一般の公務員や会社員も多数いる。 なお、パスワードは2000年6月ごろからすでに流出していたが(掲示板cgiスクリプトの流出)、同年12月、固定ハンドルユーザーの1人によりロビーに転載され、同日に対策が行われ現行のキャップシステムに変更となった。 現行のシステムで実際に使用するときは、メールアドレス欄に「#」とその後ろにパスワードを入力する。するとサーバーに登録されている「ハンドルネーム★」での書き込みとなる。名前欄になにかしらの記載がある場合、ハンドルネームの前に「名前欄の記載内容@」が付加される。通常、メールアドレス欄において「#」以降の文字列は無視されるため、万が一スペルミスなどがあった場合でもパスワードが漏れる可能性は低くなっている。 この節は中立的な観点に基づく疑問が提出されているか、議論中です。そのため、中立的でない偏った観点から記事が構成されているおそれがあり、場合によっては記事の修正が必要です。議論はノートを参照してください。(2015年1月) プログラムを利用した大量投稿などを阻止するために、ホスト規制がしばしば実施されることがある。その際、該当ホスト利用者が巻き添え規制されることがある。ホスト規制は運営による恣意的な判断が認められているため、内容如何によっては1回の投稿でも長期もしくは無期限のホスト規制がかけられる。また、ホスト規制だけでなく、NGワードによる規制(Rock54)、Cookieによる端末規制も併せて行われる。2018年ごろから規制(他所でやって下さい表示等)が広範化されたことで投稿数は大きく落ち込む傾向にある。 2ちゃんねるは、それ以前に隆盛したアンダーグラウンド掲示板「あやしいわーるど」や直接の派生元である「あめぞう」の流れを受けた文化を持っており、大半が固定ハンドルを用いることなく参加し、ネットスラングや絵文字が多用される[80][81]。また、攻撃的言辞や不謹慎な書き込みも多い[82]。 多くのウェブサービスと違い、システム上名前を入力することが必須ではなく、そのため書き込みをする人も固定の名前を使うより「名無し」で発言することが多い。これはあめぞうからの影響が多大である。そのためか、固定ハンドルネームで書き込む利用者はNGに入れられたりなど、嫌われる傾向にある。 2ちゃんねる発足同時期の1999年からネオナチ・極右ユーザーがリベラル系のサイトをターゲットに攻撃を仕掛けており、瀬戸弘幸は実名で頻繁に投稿を繰り返していた。時事関連の板で外国人労働者や外国人参政権に関連した荒らし紛いの論戦が繰り広げられていた[83]。 2000年4月、2ちゃんねるで初の大規模炎上が発生する。石原慎太郎東京都知事の「三国人発言」に抗議のメールを都庁宛てに送るよう呼びかけた当時の小金井市女性市会議員をターゲットに「都知事・府知事板」に大量の誹謗中傷メッセージが書き込まれる。性犯罪を示唆するような内容も含まれていた。市議のホームページの掲示板も荒らされ閉鎖に追い込まれた。市議は2ちゃんねるの運営に書き込みの削除を要請したが、このことが2ちゃんねらーの反発を買い、さらに激しい攻撃を受けるようになった。市議は心労により5月29日、市の委員長を辞任するも炎上は収束せず[83]。 この節には複数の問題があります。改善 日本語による最大の匿名掲示板である2ちゃんねるは、炎上現象の発生源になるなど社会や個人にさまざまな影響を与えており、2ちゃんねるからと思われる閲覧者をリファラやNGワード機能を用いてアクセス禁止にしているサイトもある。 また2ちゃんねるは、運営陣のほとんどがセキュリティ関連の知識に疎いと言われており、アクセス量に対して管理者が少なく、DoS攻撃やゼロデイアタックの攻撃対象となりうる[注釈 9]。サーバのURLを投稿するだけでも、ユーザーのアクセスが集中してDDoS攻撃となることもある。いずれにしても、総じてトラフィック上の負荷に与える影響は大きい。このため、2ちゃんねるのサーバはTyan
(旧)キャップ
投稿者名欄に「二桁%」と入力……表示は「"二桁%"」
投稿者名欄に「po5253」と入力……表示は「二桁%」
投稿者名欄に「ヘタレ二桁%ノック派」と入力……表示は「ヘタレ"二桁%"ノック派」
投稿者名欄に「ヘタレpo5253ノック派」と入力……表示は「ヘタレ二桁%ノック派」
規制
2008年8月20日にasahi-netの動的IPのユーザーに対して全板においての永久規制を行った。きっかけとなったのは、asahi-netを通じて各板において荒らしを行ったユーザーが一人現れたためであるが、動的IPであったためホストを特定できず、asahi-netの動的IPのユーザー全てに永久規制をかけることとなった。これに対してasahi-netのユーザーである2ちゃんねらーからは多くの不満が出ている。
2009年3月中旬から7月中旬にかけて、「ソフトバンクBB」ユーザー(bbtec.net)の利用を全面的に禁止(全サーバー規制)する措置を運営側が取った。これは個人情報を幾度も垂れ流す悪質なユーザーが現れたためだが、本来ならばそのユーザーが送信したと思われる地域のみに特定し運営側が規制を行うことも可能であると言われているものの、ソフトバンクのユーザー全員を巻き込んで規制された(このユーザーはほかのプロバイダーでも同様の行為をしており、ネットカフェから投稿していたことがのちに発覚した)。
2009年の衆議院選挙に関連して民主党関連の批判記事を大量コピーペーストしたホストに対して規制が行われ、その後同様のコピーペーストが行われると1回で規制が発動され批判を招いた。同様に規制を妨害したり(「記念カキコ」)一度ブロックされた大量コピーペーストが再度投稿されると「見せしめ」と称して規制発動されるなど、規制については掲示板の公共性をまったく容認しないスタンスで終始しており、運営による恣意的管理が広く認められているのが特徴である。
2010年8月現在、先に述べた動的IPに対しての規制のためKDDI・OCN・EMOBILEなどの大手ホストからの書き込みはほとんどできない状態が続いている。
2010年8月以降、スレを埋め立てる埋め立て屋が現れ、運営側が埋め立て屋の件に関して長期間規制をかけているため書き込みができない状況になった。
2011年3月中旬、Cookieを使った書き込みレベル規制「忍法帖」が導入された。
2014年2月に西村らが運営より解任されて以降は大規模な規制は行われていない。
2014年中旬からNGワードとして、敵対するサイト(2ch.scやログ速、ニコニコ動画など)が登録されはじめる。また同時に、CoPiPeと呼ばれる同一内容の投稿を防止するシステムが作成される。
2015年初旬に、NGワードの投稿回数で規制される機能の存在が判明する。これにより荒らしがIPを変えながら利用したプロバイダは事実上の大規模規制された状態になっている。
文化
名無し
独特の用語詳細は「2ちゃんねる用語」を参照
アスキーアート詳細は「アスキーアート」を参照
ネット右派との親和性
社会への影響と問題励起
出典がまったく示されていないか不十分です。内容に関する文献や情報源が必要です。(2018年6月)
中立的な観点に基づく疑問が提出されています。(2015年1月)
独自研究が含まれているおそれがあります。(2015年1月)
ネットワーク社会への影響
プライバシーと犯罪行為との兼ね合い「実名報道」を参照
Size:211 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
担当:undef