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やノートページでの議論にご協力ください。2ちゃんねるの歴史(にちゃんねるのれきし)では、2ちゃんねるについての歴史を年代別に解説する。
2017年10月以降の5ちゃんねるの歴史(ごちゃんねるのれきし)についても同様に扱う。 2ちゃんねるは、1999年5月中に「ひろゆき」(西村博之)を名乗るネットユーザーの個人サイトとして開設された[1][注 1]。当初はチャットなどの機能もあったが、後にスレッドフロート方式の電子掲示板群だけになる。開設日は不明である[2]。 1999年5月30日、「ひろゆき」は「あめぞう掲示板」に2ちゃんねるを開設したことを報告した。したがって判明しているのは「開設報告日」だけである。名前の由来は「あめぞうのサブ的な位置づけ」ということで2ちゃんねるだとしていた[注 2]。 6月には東芝クレーマー事件が起き、発言の場を求めるネットユーザーが多く、また、あめぞうのサーバーが不調であったことから、2ちゃんねるにも利用者が集まった。2000年5月3日には西鉄バスジャック事件が起き、犯人が2ちゃんねるの利用者であったことから、マスコミで取り上げられ、急激な利用者の増加を招く。2001年8月には転送量の増加により運営が困難になり、多くの掲示板が停止される事態になったが、掲示板システムの改良により閉鎖は免れた(「8月危機」)[1]。 この頃からサーバーの運営費を稼ぐため、2ちゃんねるは事業化の道を進む。2002年5月には有料登録システム2ちゃんねるビューアが導入され、他にも検索サービス(2ちゃんねる検索)、プロバイダー事業[4]も手がけるようになった。 設立数年で2ちゃんねるの利用者は急増したが、それとともに犯罪予告なども多く見られるようになったことに対応して、匿名掲示板を謳い利用者のIPアドレスなどの接続情報を記録しない方針は転換され、2003年1月8日に利用者のIPアドレスを記録する方針を発表し、完全な匿名掲示板ではなくなっている[1]。 2014年2月19日、2ちゃんねるの実質的管理権限が何らかの理由により「ジム」に移転、「ジム」が2ちゃんねるの実質的管理者となる。「ジム」と思われる人物の主張によれば『「N.T.Technology」会長ジム・ワトキンスがサーバー料金の未払いを理由に当時の運営陣である「ひろゆき」らを全員解任し、管理人にワトキンス本人とその親族が就任する』と言う主旨の発表であった[5][6]。 4月1日、「ひろゆき」は運営から外されたことについて「違法な乗っ取り行為である」と宣告し、「2ちゃんねる(2ch.sc)」という名称の電子掲示板を設立。自身が管理人に就任した[7][8][注 3][注 4]。
概略
管理権限紛争「西村博之#2010年代―2ちゃんねるの管理権限紛争と4chan管理人への就任」および「西村博之#2ちゃんねるの商標権をめぐる損害賠償請求訴訟」も参照