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出典がまったく示されていないか不十分です。内容に関する文献や情報源が必要です。(2007年3月)
中立的な観点に基づく疑問が提出されています。(2006年12月)
独自研究が含まれているおそれがあります。(2007年3月)
言葉を濁した曖昧な記述になっています。(2018年1月)
あまり重要でない事項が過剰に含まれているおそれがあり、整理が求められています。(2015年3月)
出典検索?: "2ちゃんねらー" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL
2ちゃんねらー(2chねらー、ねらー)はネチズンのひとつで、電子掲示板サイト「2ちゃんねる」(5ちゃんねる) のユーザーのこと。ニュースサイトでもこの名前で参照されることがある[1]。 名前欄が空である場合は“名無しさん”および、名無しさんに類する板ごとに設定される名前に置き換えられるシステムを利用し、ハンドルネームを使用しない「名無し」名義での書き込みを行う(一部名前必須の板を除く)。使用するハンドルネームを一定させ(コテハン。“固定のハンドルネーム”の略)書き込むこともできる。 また「空気嫁(読め)」などの言葉が存在するように、敬語とは別の次元で場の空気に合わせた書き込みを要求される場面が存在する。この板やスレッドに合わせた雰囲気を察するために『半年ROMれ』(これは『初めて2chにアクセスするのならば、最低でも半年間書き込まずに、スレッドを熟読して板やスレッドの暗黙のルールや2ちゃんねるでのマナーを学べ』との意味)という言葉まで存在する。 独特の2ちゃんねる用語や、様々なアスキーアートを使うコミュニケーションがあり、アスキーアートをテンプレートとして進行するスレッドも存在する。 平日昼間でもオフラインミーティングやフラッシュモブを行う[注 1]ことから、2ちゃんねらーはこれらの集まりだとするレスが見られるようになった。無職ではなく『自宅警備員』であると自嘲するユーザーもいる一方で、そうではないと自認するものもいる。 池田信夫は彼らの実像を「個が確立しておらず集団や勢いに流され付和雷同し易い“古い日本人”」だと評している[2]。 具体的人数については不明。しかしながら参考として、ネットレイティングスの調査によると、2006年9月度の2ちゃんねるの利用者(訪問者)は延べ約990万人とされている(2004年11月度の延べ約700万人から増加)。 各板で他者に対する誹謗中傷や私人のプライバシー暴露、個人をおとしめるために虚偽の情報を書き込む者もいる。ほかにも、ブラウザクラッシャーという有害なリンクや、グロテスクな死体の画像といった精神的苦痛を与えるリンク・いわゆる精神的ブラクラなどを掲示板に貼る人もいる。このため、対策・警戒をせずに無思慮こにリンクにアクセスする(リンクを『踏む』と称する)ことは、これらの危険にさらされる危険性がある。また、ある人物や企業へ損害を与えようとして、それらが管理する掲示板を荒らすようにたきつける書き込みをする者、検定試験の問題を事前に漏らす者、面白半分で犯行予告を2ちゃんねるに書き込んで実際に逮捕される者、さらには現実に殺人などの犯罪を起こした者もいる。これらの悪意のある利用者には、管理人であった西村博之や各運営人もお手上げ状態であり、これが管理されていない何でもありの掲示板という悪評につながっている。このほか、自説や自身が支持する政党などを宣伝するため、同じ内容のレスを何度もコピペして書き込むという迷惑行為が横行している。 2ちゃんねらーとは呼ばれないが、スクリプトを使った宣伝広告をスレッドに貼り、2ちゃんねるのサーバに対して負荷を与える業者もいる。こういった作業を行うのは、多くがアダルトサイト業者、もしくは舎弟業者である。2ちゃんねる管理側の対策としては、その業者が使っている特定のホスト名からプロバイダごと2ちゃんねるに書き込みをできなくさせる設定を行うために、偶然にその業者と同じプロバイダを使っている個人が、連帯責任を負わされるような状態にされてしまう(具体的には、書き込みが不可になる)ケースが多い[注 2]。 西鉄バスジャック事件を皮切りに、犯罪予告を書いたり、行きすぎた誹謗中傷を行ったり、動物虐待を生中継で書き込んだりする者が現れ、2ちゃんねる側から警察側にログを提出した後に当人が逮捕されるケースが、定期的に発生していた時期がある。そのような書き込みが2ちゃんねるを舞台に多発した結果、このような『犯罪性のある書き込み』は運営側に通報することで誰が書き込んだのかが明らかにされるようになった。 しかし、行われた犯罪予告を通報することで容疑者が現行犯逮捕され、事件が未然に防がれた実例はない。そのような書き込みを行った者は、威力または偽計業務妨害容疑で逮捕されている。 現在進行のイベントや事件などについて、2ちゃんねらーが盛り上がる状態を「祭り」と呼ぶ。2ちゃんねるでは一部の板などで発生する。「祭り」は、彼らがニュースやインターネット上のウェブサイト、ブログやSNSなどから「祭りを起こすネタ」[注 3]を2ちゃんねる内で取り扱い、多くの人間により様々な行動にでる、という流れで起こる。この結果、サイト上は殺到した2ちゃんねらーによってコメントが集中的に寄せられ、時にはサーバのダウンを引き起こすこともある。 特に2007年ごろには、Winny利用の際にキンタマウイルスなどで流出したわいせつ写真や個人情報などを板に掲載し、流出した男性や女性を罵倒するといった「祭り」が定期的に発生しており、プライバシー問題に触れる行為が行われている。 ネットウォッチ板など一部の板では、ネットウォッチと称して、サイトの管理人に対する挑発、荒らしなどの行為の実行者を募るスレッドが立ち、閉鎖にまで追い込まれるケースがある。ただしこれらの行為に関しては「ウォッチは見るもので手を出すものではない」と荒らさないよう注意をスレッド作成時に書き込まれているものもあるが、最終的には各個人の行動に委ねられてしまうため情報提供と化している可能性も否定できない。 生き物苦手板などでは動物虐待を推奨する文章や動物虐待を実行したとの報告が書き込まれたり、PC関係の板では著作権を侵害する違法ファイルの交換に関するやり取りなどが書き込まれたりと、2ちゃんねる内では日常的に犯罪を行ったという内容の報告が繰り返されている。これらの問題に対して、2ちゃんねる運営者は削除・規制などによる対処を行っている。 代表とする以下のいたずらの定義は、主義主張の乏しい・対価の乏しいフラッシュモブを含める。2015年には、個人の家にいたずらを仕掛け、器物損壊の逮捕者まで出している。 2002年ごろからは、2ちゃんねらーの一部が他サイト上で行われているインターネット投票に組織票を投じて投票結果を操作しようとする事件が増加していった(例:日下部基栄への組織票、田代祭、川崎祭、コイル祭り、五条祭り、壁山祭り、飛行機祭り、ハンネス祭りなど)。特に政治的な動機によるものが多い。この種の事件は、単なる組織票だけではなく、参加者個人が連続多重投票を行うことも極めて多い。 これらの行為に対し、管理者が多重投票の分を削減したり、干渉を受けている項目を削除したりすると、干渉している2ちゃんねらーが2ちゃんねる内で「このサイトの管理者は投票結果を捏造しようとしている」などと反発し、さらに油を注ぐこともある。
特徴
利用者数
悪意ある利用者
システム上による影響
犯罪予告
「祭り」
団体行動詳細は「2ちゃんねるの歴史」を参照
大量投票
Size:70 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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