1997年のNPB概要
日本一:ヤクルトスワローズ
日本シリーズ
正力松太郎賞古田敦也
沢村栄治賞西口文也
セリーグ
最優秀選手古田敦也
最優秀新人澤崎俊和
1997年セントラル・リーグ最終成績順位球団勝敗分勝率差
1位ヤクルトスワローズ83522.615優勝
2位横浜ベイスターズ72630.53311.0
3位広島東洋カープ66690.48917.0
4位読売ジャイアンツ63720.46720.0
5位阪神タイガース62731.45921.0
6位中日ドラゴンズ59761.43724.0
パリーグ
最優秀選手西口文也
最優秀新人小坂誠
1997年パシフィック・リーグ最終成績順位球団勝敗分勝率差
1位西武ライオンズ76563.576優勝
2位オリックス・ブルーウェーブ71613.5385.0
3位近鉄バファローズ68634.5197.5
4位日本ハムファイターズ63711.47014.0
4位福岡ダイエーホークス63711.47014.0
6位千葉ロッテマリーンズ57762.42919.5
その他
1997年NPBドラフト会議
1997年NPBオールスター
1997年の野球
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1997年の日本プロ野球(1997ねんのにほんぷろやきゅう)では、1997年の日本プロ野球(NPB)における動向をまとめる。この年から、年間27回総当たり・135試合制に移行。ホーム・ビジターの試合数が隔年で1試合多く組まれるチームが発生する。メジャーリーグベースボール(MLB)の動向については1997年のメジャーリーグベースボール、NPB、MLB以外の野球動向については1997年の野球を参照
できごと
1月
1月9日
西武ライオンズの長見賢司と横浜ベイスターズのデニー友利の交換トレードが成立したと西武、横浜両球団が発表[1]。
1月14日
近鉄バファローズの石井浩郎と読売ジャイアンツの石毛博史・吉岡佑弐の交換トレードが成立したと近鉄、巨人両球団が発表[2]。
1月22日
野球殿堂入りを決める競技者表彰委員会による記者投票の開票が行われ、故大杉勝男を選出[3]。
4月
4月4日
セ・リーグの公式戦が開幕[4]。
ヤクルトスワローズの小早川毅彦が開幕試合の東京ドームでの対巨人1回戦にて斎藤雅樹から3打席連続本塁打を放つ。開幕戦での3打席連続本塁打は54年南海の森下重好、79年大洋の田代富雄に次ぎ史上3人目[5]。
4月5日
パ・リーグ公式戦が開幕[6]。
4月7日
国際問題研究委員会が開かれ、日本のプロ野球界からメジャー・リーグへ移籍に関して「任意引退」での移籍は今後認めない方針を決定[7]。
4月9日
巨人の川相昌弘が東京ドームでの対中日1回戦の1回裏に犠打を決め、プロ通算400犠打を達成[8]。
中日の金村義明と西武の小野和義の交換トレードが成立したと中日、西武両球団が発表[9]。
4月16日
近鉄の清川栄治が大阪ドームでの対ダイエー2回戦の7回表に救援で登板し、424試合連続救援登板のプロ野球新記録[10]。
ヤクルトは神宮球場での対横浜2回戦に14-8で勝利し、監督の野村克也が監督として通算1000勝を達成[11]。
4月24日
日本ハムは東京ドームでの対ダイエー6回戦に6-5でサヨナラ勝ち。22日からのダイエー3連戦を全てサヨナラ勝ち。パ・リーグでは3試合連続サヨナラ勝ちは3度目、同一カードでのサヨナラ3連勝は史上初[12]。
4月27日
巨人の松井秀喜が東京ドームでの対広島6回戦の5回裏無死二塁の場面で9号2点本塁打を打ち、プロ通算100本塁打を達成[13]。
4月29日
横浜のロバート・ローズが横浜スタジアムでの対ヤクルト4回戦でサイクル安打を達成。95年5月2日対中日戦以来2度目[14]。
阪神の和田豊が東京ドームでの対巨人4回戦の1回表に二塁打を打ち、開幕21試合連続安打のプロ野球新記録[15]。
5月
5月7日
福岡ドームでのダイエー対西武5回戦で、西武は21-0で勝利。西武はこの試合でプロ野球新録となる29安打[16]、プロ野球史上6度目の毎回得点を記録[17]。
中日の中村武志がナゴヤドームでの対阪神4回戦の三回裏に5号2点本塁打を打ち、プロ通算100本塁打を達成[18]。
ヤクルトの古田敦也が神宮球場での対巨人4回戦の七回裏に4号本塁打を打ち、プロ通算100本塁打を達成[18]。
5月11日
中日の大豊泰昭がナゴヤドームでの対広島8回戦の8回裏に4号3点本塁打を打ち、プロ通算200本塁打を達成[19]。