1997年のアメリカンリーグチャンピオンシップシリーズ
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1997年アメリカンリーグ
チャンピオンシップシリーズ

チーム勝数
クリーブランド・インディアンス4
ボルチモア・オリオールズ2

シリーズ情報
試合日程10月8日?15日
観客動員6試合合計:28万2441人
1試合平均:04万7074人
MVPマーキス・グリッソム(CLE)
ALDSCLE 3?2 NYY
BAL 3?1 SEA
殿堂表彰者ジム・トーミ(CLE内野手)
パット・ギリック(BAL GM)
ロベルト・アロマー(BAL内野手)
ハロルド・ベインズ(BAL指名打者)
マイク・ムッシーナ(BAL投手)
カル・リプケン・ジュニア(BAL内野手)
チーム情報
クリーブランド・インディアンス(CLE)
シリーズ出場2年ぶり2回目
GMジョン・ハート
監督マイク・ハーグローヴ
シーズン成績86勝75敗・勝率.534
中地区優勝

ボルチモア・オリオールズ(BAL)
シリーズ出場2年連続9回目
GMパット・ギリック
監督デービー・ジョンソン
シーズン成績98勝64敗・勝率.605
東地区優勝


 < 1996ALCS
1997
1998 > 


 < 1996NLCS
1997
1998 > 

ワールドシリーズ

1997年の野球において、メジャーリーグベースボール(MLB)ポストシーズンは9月30日に開幕した。アメリカンリーグの第27回リーグチャンピオンシップシリーズ英語: 27th American League Championship Series、以下「リーグ優勝決定戦」と表記)は、10月8日から15日にかけて計6試合が開催された。その結果、クリーブランド・インディアンス中地区)がボルチモア・オリオールズ東地区)を4勝2敗で下し、2年ぶり5回目のリーグ優勝およびワールドシリーズ進出を果たした。

この年のレギュラーシーズンでは両球団は11試合対戦し、オリオールズが6勝5敗と勝ち越していた[1]。両球団がポストシーズンで対戦するのは、前年の地区シリーズに次いで2年連続2度目。同シリーズではリーグ最高勝率球団のインディアンスをオリオールズが破ったが、1年後の今シリーズでは逆にオリオールズがリーグ最高勝率球団として出場し[2]、インディアンスに敗れた。オリオールズは、レギュラーシーズン開幕から終了まで一度も地区首位を譲らなかったにもかかわらず、ワールドシリーズ進出を逃した史上初の球団となった[注 1][3]シリーズMVPには、第2戦の8回表に逆転・決勝の3点本塁打を放ち第3戦の延長12回裏にサヨナラ本盗を決めるなど、6試合で打率.261・1本塁打・4打点OPS.683・3盗塁という成績を残したインディアンスのマーキス・グリッソムが選出された。しかしインディアンスは、ワールドシリーズではナショナルリーグ王者フロリダ・マーリンズに3勝4敗で敗れ、49年ぶり3度目の優勝を逃した。
試合結果

1997年のアメリカンリーグ優勝決定戦は10月8日に開幕し、途中に移動日を挟んで8日間で6試合が行われた。日程・結果は以下の通り。

日付試合ビジター球団(先攻)スコアホーム球団(後攻)開催球場
10月08日(水)第1戦クリーブランド・インディアンス0?3ボルチモア・オリオールズオリオール・パーク.mw-parser-output .locmap .od{position:absolute}.mw-parser-output .locmap .id{position:absolute;line-height:0}.mw-parser-output .locmap .l0{font-size:0;position:absolute}.mw-parser-output .locmap .pv{line-height:110%;position:absolute;text-align:center}.mw-parser-output .locmap .pl{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:right}.mw-parser-output .locmap .pr{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:left}.mw-parser-output .locmap .pv>div{display:inline;padding:1px}.mw-parser-output .locmap .pl>div{display:inline;padding:1px;float:right}.mw-parser-output .locmap .pr>div{display:inline;padding:1px;float:left}
オリオール・
パーク・アット・
カムデン・ヤーズ
ジェイコブス・
フィールド

10月09日(木)第2戦クリーブランド・インディアンス5?4ボルチモア・オリオールズ
10月10日(金)移動日
10月11日(土)第3戦ボルチモア・オリオールズ1?2xクリーブランド・インディアンスジェイコブス・フィールド
10月12日(日)第4戦ボルチモア・オリオールズ7?8xクリーブランド・インディアンス
10月13日(月)第5戦ボルチモア・オリオールズ4?2クリーブランド・インディアンス
10月14日(火)移動日
10月15日(水)第6戦クリーブランド・インディアンス1?0ボルチモア・オリオールズオリオール・パーク
優勝:クリーブランド・インディアンス(4勝2敗 / 2年ぶり5度目)

第1戦 10月8日

映像外部リンク
MLB.comによる動画(英語)
初回表、インディアンスのマニー・ラミレスが放った飛球を、中堅手ブレイディ・アンダーソンがフェンス際でジャンピングキャッチ(29秒)

その裏、アンダーソンの先頭打者本塁打でオリオールズが先制(47秒)
3回裏、ロベルト・アロマーの2点本塁打でオリオールズが点差を3点に広げる(48秒)


オリオール・パーク・アット・カムデン・ヤーズメリーランド州ボルチモア


 123456789RHE
クリーブランド・インディアンス000000000041
ボルチモア・オリオールズ10200000X361

スコット・エリクソン(1勝)  :チャド・オージェイ(1敗)  Sランディ・マイヤーズ(1S)  


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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