1996年のNPB概要
日本一:オリックス・ブルーウェーブ
日本シリーズ
正力松太郎賞仰木彬
沢村栄治賞斎藤雅樹
セリーグ
最優秀選手松井秀喜
最優秀新人仁志敏久
1996年セントラル・リーグ最終成績順位球団勝敗分勝率差
1位読売ジャイアンツ77530.592優勝
2位中日ドラゴンズ72580.5545.0
3位広島東洋カープ71590.5466.0
4位ヤクルトスワローズ61690.46916.0
5位横浜ベイスターズ55750.42322.0
6位阪神タイガース54760.41523.0
パリーグ
最優秀選手イチロー
最優秀新人金子誠
1996年パシフィック・リーグ最終成績順位球団勝敗分勝率差
1位オリックス・ブルーウェーブ74506.597優勝
2位日本ハムファイターズ68584.5407.0
3位西武ライオンズ62644.49213.0
4位近鉄バファローズ62671.48114.5
5位千葉ロッテマリーンズ60673.47215.5
6位福岡ダイエーホークス54742.42222.0
その他
1996年NPBドラフト会議
1996年NPBオールスター
1996年の野球
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1996年の日本プロ野球(1996ねんのにほんぷろやきゅう)では、1996年の日本プロ野球(NPB)における動向をまとめる。メジャーリーグベースボール(MLB)の動向については1996年のメジャーリーグベースボール、NPB、MLB以外の野球動向については1996年の野球を参照
できごと
1月
1月24日
1996年度の野球殿堂入りを決める競技者表彰委員会の記者投票の開票が行われ、元広島の衣笠祥雄と元巨人監督の藤田元司を選出[1]。
3月
3月31日
近鉄バファローズが西武球場での対西武2回戦に2-0で勝ち、日本プロ野球史上9チーム目の開幕2戦連続完封勝利を達成。負けた西武ライオンズは日本プロ野球史上5チーム目の開幕2戦連続完封負け[2]。
4月
4月5日
プロ野球野のセ・リーグの公式戦が開幕[3]。
読売ジャイアンツの斎藤雅樹が開幕試合となる東京ドームでの対阪神1回戦に先発し、日本プロ野球史上初の3年連続開幕完封勝利[4]。
4月7日
ダイエーの秋山幸二が福岡ドームでの対西武2回戦の三回裏に犠飛を打ち、プロ通算1000打点を達成[5]。
4月10日
西武の清原和博が西武球場での対日本ハム2回戦の一回裏に2号2点本塁打を打ち、プロ通算300号本塁打を達成[6]。
4月27日
東京ドームでの巨人対横浜4回戦で巨人が1-0で勝ち、監督の長嶋茂雄が日本プロ野球史上15人目の監督通算600勝を達成。
ダイエーの松永浩美が西武球場での対西武3回戦の八回表に1号2点本塁打を打ち、プロ通算200号本塁打を達成[7]。
5月
5月1日
ナゴヤ球場での中日対巨人5回戦の5回裏、巨人先発のバルビーノ・ガルベスの投球が中日 山崎武司の頭付近を通過し山崎が激怒、ガルベスも応戦したことからに両軍総出の乱闘に発展。主審の山本文男は当事者となった山崎、ガルベスを退場処分。巨人の監督の 長嶋茂雄はこの措置に不満で選手をベンチに引き上げたが、連盟提訴を条件に試合再開に応じた。試合が約32分中断[8]。
5月9日
日生球場での最後のプロ野球公式戦となる近鉄対福岡ダイエーホークス7回戦が試合が行われる。近鉄が3対2で勝ち、試合終了後、負けたダイエー選手のバスにファンが生卵を投げつける[9]。
5月10日
広島東洋カープの大野豊が広島市民球場での対横浜6回戦に先発し、自身が持つセ・リーグ史上最年長記録(当時)を更新する、40歳8か月で完封勝利する[10]。
5月14日
日本ハムの田中幸雄が東京ドームでの対西武6回戦でプロ通算1000安打を達成[11]。
5月17日
千葉ロッテマリーンズの伊良部秀輝が千葉マリンスタジアムでの対日本ハム7回戦に先発し、6回表バーナード・ブリトーから三振を奪い、プロ通算1000奪三振を達成。野茂英雄、江夏豊に次ぐ日本プロ野球史上3番目の早さ。9回一死まで投げてプロ通算1000投球回を達成[12]。
5月18日
広島のロビンソン・チェコが甲子園球場での対阪神7回戦に先発し9回2死で初安打を許し、ノーヒット・ノーランを逃す[13]。
5月25日
藤井寺球場での近鉄対オリックス10回戦で日本プロ野球史上初の一試合3本の満塁本塁打。オリックスのイチローが7回表に5号、近鉄の内匠政博が三回裏4号、中村紀洋が七回9号を記録[14]。
6月
6月1日
近鉄の赤堀元之が西武球場での対西武9回戦に登板し今季5セーブ目を挙げ、プロ通算100セーブを達成[15]。