1995年の
FIMロードレース世界選手権
前年:1994翌年:1996
1995年のロードレース世界選手権は、FIMロードレース世界選手権の第47回大会である。 1995年はホンダのミック・ドゥーハンが2年連続でタイトルを獲得した。シーズン前半はスズキのダリル・ビーティーがポイントをリードしていたが、オランダGPの予選でのクラッシュによる怪我が影響して最後までタイトルを争うことができなかった。また、ヤマハのルカ・カダローラは前年に続いて2勝を挙げたが、シーズンを通して安定した成績を残すことができなかった。ケビン・シュワンツは第3戦日本GPの後、怪我を理由に欠場を続け、そのまま第6戦イタリアGPで正式に引退を発表した。 アプリリアのマックス・ビアッジはシーズン8勝を挙げ、250ccクラスの2年連続チャンピオンに輝いた。これはマイク・ヘイルウッドが1966年に挙げた10勝に続く、クラス歴代2位の記録である。 125ccクラスではホンダの青木治親が7勝を挙げ、2位に大差をつけてタイトルを獲得した。 ラウンドGPサーキット125ccクラス優勝250ccクラス優勝500ccクラス優勝
シーズンの概要
GP
1 オーストラリアイースタン・クリーク 青木治親 ラルフ・ウォルドマン ミック・ドゥーハン
2 マレーシアシャー・アラム ギャリー・マッコイ マックス・ビアッジ ミック・ドゥーハン
3 日本鈴鹿 青木治親 ラルフ・ウォルドマン ダリル・ビーティー
4 スペインヘレス 青木治親 原田哲也 アルベルト・プーチ
5 ドイツニュルブルクリンク 青木治親 マックス・ビアッジ ダリル・ビーティー
6 イタリアムジェロ 青木治親 マックス・ビアッジ ミック・ドゥーハン
7 オランダ(ダッチTT)アッセン ダーク・ラウディス マックス・ビアッジ ミック・ドゥーハン
8 フランスル・マン 青木治親 ラルフ・ウォルドマン ミック・ドゥーハン
9 イギリスドニントン 坂田和人 マックス・ビアッジ ミック・ドゥーハン