「1990」
COMPLEX の シングル
初出アルバム『ROMANTIC 1990』
B面「Just Another Day」
リリース1990年3月14日
規格8センチCD
カセットテープ
録音1990年
SEDIC STUDIO
ジャンルロック
時間4分50秒
レーベル東芝EMI/EASTWORL?
作詞・作曲作詞:吉川晃司
作曲:布袋寅泰
プロデュース布袋寅泰
チャート最高順位
週間1位(オリコン)
*1990年度年間61位(オリコン)
COMPLEX シングル 年表
「BE MY BABY」
(1989年)「1990」
(1990年)-
『ROMANTIC 1990』 収録曲
A面
「ROMANTICA」
「PROPAGANDA」
「LOVE CHARADE」
「1990」
「BLUE」
「MODERN VISION」
「THE WALL」
B面
「NO MORE LIES」
「GOOD SAVAGE」
「HALF MOON」
「DRAGON CRIME (East & West)」
「MAJESTIC BABY」
「AFTER THE RAIN (朱いChina)」
テンプレートを表示
「1990」(いちきゅうきゅうぜろ)は、COMPLEXの楽曲で2枚目のシングル。 1990年代突入と共に制作された楽曲。歌詞からはラブソングのニュアンスの曲として見られるが、前年に勃発したベルリンの壁崩壊、天安門事件、東欧革命など、当時の激動する世界情勢を憂慮した歌詞でもある。 実際、作詞を担当した吉川晃司は当時の世界の劇的な変化を歌詞に盛り込もうと東欧を2週間かけ廻っている。その一方で既にユニットとして空中分解状態であったCOMPLEXの存続を望む吉川の心境も歌詞に込められているのではないかという指摘がある[1]。 作曲を担当した布袋寅泰は本楽曲を完成させた時に「会心の出来」と語っていた程、思い入れの強い楽曲となっている。 1990年11月8日に東京ドームで行われたライブを最後にCOMPLEXは無期限活動休止(事実上の解散)となったため、COMPLEX名義では最後のシングルとなった。 なお、2011年に期間限定にて再結成したライブ『日本一心』では、ラストの歌詞「振り向かずに歩いていく」を「振り向かずに歩いて行こう」と変更して歌っている。[2] 1990年3月14日に東芝EMIのEASTWORL?より8センチCDとカセットテープの2形態でリリースされた。 特に表記はされていないが、アルバム『ROMANTIC 1990』(1990年)に収録された音源とはヴァージョンが異なる。ベスト・アルバム『COMPLEX BEST』(1998年)にはシングル・ヴァージョンが収録。 カップリング「Just Another Day」は吉川晃司の作詞・作曲。本作には未収録であったが、『COMPLEX BEST』に収録。 8センチCD盤は特殊パッケージになっており、紙ジャケットが右開きになっている他、CDを収納する紙製の袋と歌詞カードが添付されている。 前作に続き、2作連続でオリコン1位を記録した。 No.日付レーベル規格規格品番最高順位備考
背景
リリース
アートワーク
チャート成績
シングル収録曲全作詞: 吉川晃司、全編曲: 布袋寅泰。
#タイトル作詞作曲時間
1.「1990」吉川晃司布袋寅泰4:50
2.「Just Another Day」吉川晃司吉川晃司3:52
合計時間:8:47
スタッフ・クレジット
参加ミュージシャン
吉川晃司 - ボーカル
布袋寅泰 - ギター、バッキングボーカル
藤井丈司 - キーボードプログラミング
リリース履歴
11990年3月14日東芝EMI/イEASTWORL?8センチCD
CTTODT-2486
TOST-24861位
収録アルバム
「1990」
『ROMANTIC 1990』(1990年)(アルバムバージョンで収録)
『19901108』(1991年)(ライブバージョンで収録)
『COMPLEX BEST』(1998年)(シングルバージョンで収録)
『COMPLEX 20110731 日本一心』(2011年)(ライブバージョンで収録)
「Just Another Day」
『COMPLEX BEST』(1998年)
脚注[脚注の使い方]^ 速水健朗、円堂都司昭、栗原裕一郎、大山くまお、成松哲『バンド臨終図巻』河出書房新社、2010年、215頁。
Size:38 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
担当:undef