1990年の阪神タイガース
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1990年の阪神タイガース
成績
セントラルリーグ6位
52勝78敗0分 勝率.400
本拠地
都市
兵庫県西宮市
球場阪神甲子園球場

球団組織
オーナー久万俊二郎
経営母体阪神電気鉄道
監督中村勝広
選手会長平田勝男
スローガン
3F(フレッシュ、ファイト、フォア・ザ・チーム)
≪ 19891991 ≫

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1990年の阪神タイガースでは、1990年の阪神タイガースにおける動向をまとめる。

この年の阪神タイガースは、中村勝広監督の1年目のシーズンである。
概要

前年5位からの巻き返しを図るべく、久万オーナーはOBの中村勝広を監督に招聘。代打の切り札だった川藤幸三が外野守備コーチに就任するなど首脳陣が大幅に刷新された。戦力面では前年ヤクルトで本塁打王を獲得したラリー・パリッシュが加入。当初、パリッシュや岡田彰布が5月中盤まで好調で、和田豊も初の打率3割を達成する。特にパリッシュは8月まで本塁打王を狙える位置にいたが8月末に怪我を理由に突然の引退退団をする。投手陣は壊滅状態であり、野田浩司中田良弘が先発やロングリリーフでチームを支えたが、エースのマット・キーオが中村監督とそりが合わず怪我もあり不振、オフには自由契約になる。開幕投手を務め、完封勝利を挙げた中西清起も怪我で不振だった。先発陣で規定投球回に到達したのは5勝11敗の猪俣隆と4勝13敗の仲田幸司という惨状だった。2連覇した首位巨人に36ゲーム、5位のヤクルトには6ゲーム差を付けられ、中村監督の1年目は2年ぶりの最下位に終わった。
チーム成績
レギュラーシーズン

オーダー変遷開幕:4/75/16/27/18/19/1
1
和田豊遊和田豊遊和田豊遊和田豊遊和田豊中大野久
2中野佐資大野久中大野久中大野久中亀山努遊和田豊
3岡田彰布二岡田彰布一パリッシュ二岡田彰布二岡田彰布左田尾安志
4パリッシュ一パリッシュ二岡田彰布一パリッシュ一パリッシュ二岡田彰布
5真弓明信右田尾安志右田尾安志左真弓明信右田尾安志三八木裕
6田尾安志左中野佐資左中野佐資右田尾安志左真弓明信一ウィッグス
7八木裕三八木裕三八木裕三八木裕三八木裕右金子誠一
8嶋田宗彦木戸克彦捕木戸克彦捕嶋田宗彦捕木戸克彦捕木戸克彦
9中西清起キーオ渡辺伸彦伊藤文隆御子柴進野田浩司

[1]

1990年セントラル・リーグ順位変動順位4月終了時5月終了時6月終了時7月終了時8月終了時最終成績
1位巨人--巨人--巨人--巨人--巨人--巨人--
2位大洋2.5大洋2.5大洋5.5中日12.0広島16.5広島22.0
3位阪神4.5広島8.0広島8.0大洋12.5大洋18.0大洋24.0
4位ヤクルト5.5阪神9.5中日9.0広島13.5中日18.5中日26.0
5位中日7.0ヤクルト9.5ヤクルト10.5ヤクルト16.0ヤクルト24.0ヤクルト30.0
6位広島7.5中日阪神12.0阪神18.0阪神31.0阪神36.0
期間
成績9勝9敗
勝率.5009勝15敗
勝率.3759勝12敗
勝率.4299勝12敗
勝率.4296勝20敗
勝率.23110勝10敗
勝率.500


1990年セントラル・リーグ最終成績順位球団勝率
1位読売ジャイアンツ88420.677優勝
2位広島東洋カープ66642.50822.0
3位横浜大洋ホエールズ64663.49224.0
4位中日ドラゴンズ62681.47726.0
5位ヤクルトスワローズ58720.44630.0
6位阪神タイガース52780.40036.0

1990 サンヨー オールスターゲーム詳細は「1990年のオールスターゲーム (日本プロ野球)」を参照

選出選手及びスタッフポジション名前選出
回数
投手野田浩司
中田良弘▲初
二塁手岡田彰布8
内野手パリッシュ2


太字はファン投票で選ばれた選手。取り消し線の選手は出場辞退した選手。▲は出場辞退選手発生による補充選手。

入団・退団


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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