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1989年スペイン総選挙
国会下院定数350議席、上院定数264議席のうち208議席
第4回スペイン立法議会
1989年スペイン総選挙(1989ねんすぺいんそうせんきょ)は、スペインの国会を構成する議員を選出するために1989年10月29日行なわれた総選挙である。スペイン上院とスペイン下院の両院で選挙が行われたが、本稿では下院の選挙結果についてのみ取り上げる。 投票日:1989年10月29日 党派別議席数と得票[2]党派得票数得票率
概要
首相:フェリーペ・ゴンサーレス(社会労働党)
定数:350議席
選挙制度[1]:県単位(52県)の比例代表制(350議席)
選挙区定数は人口比例で配分される。但し、アフリカ地域の2県(セウタ・メリリャ)は定数1の小選挙区制
投票は政党あるいはその連合のリストを選択する。個人候補は認められない。
各リストへの議席配分は、県単位のドント式で実施するが、得票率が3%未満のリストは議席配分の対象外となる。
有権者数:29,604,055名
投票率:69.74%
(%)議席数
社会労働党(PSOE)8,115,56839.60175
国民党(PP)5,285,97225.79107
集中と統一(CiU)1,032,2435.0418
統一左翼(IU)1,858,5889.0717
民主社会中道党
バスク民族主義党(EAJ-PNV)254,6811.244
エリ・バタスナ(HB)217,2781.064
アンダルシーア主義党(PA)212,6871.042
バレンシア連合(UV)144,9240.712
バスク連帯(EA)136,9550.672
バスク左翼(EE)105,2380.672
アラゴン地方主義党(PAR)71,7330.351
カナリア諸島無所属連合(AIC)64,7670.321
合計350
有効得票数:20,493,682票
注:議席を得ることができなかった政党や政党連合については省略した。
脚注^ 西平重喜『各国の選挙?変遷と実情?』(木鐸社)の第6.1章「スペイン(ESP)」を参照した。
^ 有権者数と有効得票数及び投票率、選挙結果は碇順二著『現代スペインの歴史 激動の世紀から飛躍の世紀へ』彩流社、201頁表9「1989年総選挙下院議会結果」より
参考文献
碇順二著『現代スペインの歴史 激動の世紀から飛躍の世紀へ』彩流社
若松隆著『スペイン現代史』岩波新書
⇒Elecciones Congreso de los Diputados Octubre 1989 TOTAL ESTATAL: ⇒スペイン内務省の選挙データベース
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