1989年の日本ハムファイターズ
成績
パシフィック・リーグ5位
54勝73敗3分 勝率.425[1]
本拠地
都市東京都文京区
球場東京ドーム
球団組織
オーナー大社義規
経営母体日本ハム
監督近藤貞雄
≪ 19881990 ≫
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1989年の日本ハムファイターズ(1989ねんのにっぽんハムファイターズ)では、1989年の日本ハムファイターズの動向をまとめる。
このシーズンの日本ハムファイターズは、近藤貞雄監督の1年目のシーズンである。 1982年に中日を優勝に導いた近藤監督を迎え、コーチ陣も一新。前年貧打に泣いたチームは前年ケガで棒に振った白井一幸や腰痛で1年間棒に振ったトニー・ブリューワが復活し、極端な投高打低状態の解消が期待された。開幕戦を新人の中島輝士のサヨナラ本塁打で劇的な勝利を収めたチームは、前年優勝の西武や近鉄の出遅れもあり、前半戦を3位で終了。後半戦はオリックス・近鉄・西武の3強に引き離されながらも8月19日までは勝率5割を保っていたがその後7連敗を喫し急降下、9月頭にダイエーに抜かれると二度と浮上せず、近藤監督の1年目は5位で終了した。投手陣では前年の最多勝西崎幸広がこの年も2ケタ勝利を収め、また、開幕投手経験者の津野浩や柴田保光なども例年通りの成績を残したが、西崎と最多勝を分け合った松浦宏明が成績を落とし、防御率も3.12から4.20へ1点以上低下。打撃陣では、復活したブリューワが引き続き大砲として主軸を打つなど長打力は健在だったが、チームの本塁打は131本でリーグ5位。一方で前年Aクラスの立役者だったマイク・イースラーもケガに泣き出場機会が減少。結局復活することはなく、イースラーはこの年限りでユニフォームを脱いだ。カード別成績は3強の近鉄・オリックス・西武にそれぞれ7勝17敗2分、10勝16敗、9勝16敗1分と大きく負け越し、熱パの引き立て役になった。 オーダー変遷開幕:4/85/26/17/18/29/2 1989年パシフィック・リーグ順位変動順位4月終了時5月終了時6月終了時7月終了時8月終了時9月終了時最終成績
概要
チーム成績
レギュラーシーズン
1中鈴木慶裕中二村忠美遊田中幸雄右島田誠右島田誠一五十嵐信一
2二白井一幸二白井一幸中鈴木慶裕中鈴木慶裕中鈴木慶裕二白井一幸
3指イースラー左デイエット指ブリューワ左デイエット左ブリューワ左ブリューワ
4左ブリューワ指ブリューワ左デイエット指ブリューワ指イースラー右デイエット
5一大島康徳一大島康徳一大島康徳一大島康徳一大島康徳指大島康徳
6遊田中幸雄遊田中幸雄右島田誠三小川浩一[注 1]三小川浩一三古屋英夫
7右中島輝士右中島輝士三小川浩一遊田中幸雄遊田中幸雄遊田中幸雄
8捕田村藤夫捕田村藤夫捕田村藤夫捕田村藤夫捕田村藤夫捕田村藤夫
9三古屋英夫三古屋英夫二白井一幸二白井一幸二白井一幸中嶋田信敏
投西崎幸広投柴田保光投松浦宏明投柴田保光投角盈男投西村基史
1位オリックス--オリックス--オリックス--オリックス--近鉄--西武--近鉄--
2位近鉄3.0近鉄4.5近鉄8.5近鉄4.0オリックス2.0オリックス1.5オリックス0.0
3位ダイエー5.5日本ハム5.5日本ハム9.5西武8.0西武2.5近鉄2.5西武0.5
4位日本ハムダイエー7.5西武10.0日本ハム10.0日本ハム11.5ダイエー13.5ダイエー11.0
5位西武6.5西武8.5ロッテ11.5ロッテ13.5ダイエー12.5日本ハム17.5日本ハム18.0
6位ロッテ6.5ロッテ10.0ダイエー14.5ダイエー15.5ロッテ16.5ロッテ22.0ロッテ21.5