1988年のワールドシリーズ
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1988年ワールドシリーズ

シリーズ優勝記念にホワイトハウスを表敬訪問し、当時のアメリカ合衆国大統領ロナルド・レーガンユニフォームを贈呈するドジャースの選手たち

チーム勝数
ロサンゼルス・ドジャースNL)4
オークランド・アスレチックスAL)1

シリーズ情報
試合日程10月15日?20日
観客動員5試合合計:25万9984人
1試合平均:05万1997人
MVPオーレル・ハーシュハイザー(LAD)
ALCSOAK 4?0 BOS
NLCSLAD 4?3 NYM
殿堂表彰者トミー・ラソーダ(LAD監督)
トニー・ラルーサ(OAK監督)
デニス・エカーズリー(OAK投手)
ダグ・ハーヴェイ(審判員)
チーム情報
ロサンゼルス・ドジャース(LAD)
シリーズ出場07年ぶり18回目
GMフレッド・クレア
監督トミー・ラソーダ
シーズン成績094勝67敗・勝率.584
NL西地区優勝
分配金選手1人あたり10万8664.88ドル[1]

オークランド・アスレチックス(OAK)
シリーズ出場14年ぶり12回目
GMサンディ・アルダーソン
監督トニー・ラルーサ
シーズン成績104勝58敗・勝率.642
AL西地区優勝
分配金選手1人あたり08万6220.89ドル[1]
全米テレビ中継
放送局NBC
実況ビン・スカリー
解説ジョー・ガラジオーラ・シニア
平均視聴率23.9%(前年比0.1ポイント下降)[2]
ワールドシリーズ

 < 19871989 > 

1988年の野球において、メジャーリーグベースボール(MLB)優勝決定戦の第85回ワールドシリーズ(だい85かいワールドシリーズ、85th World Series)は、10月15日から20日にかけて計5試合が開催された。その結果、ロサンゼルス・ドジャースナショナルリーグ)がオークランド・アスレチックスアメリカンリーグ)を4勝1敗で下し、7年ぶり6回目の優勝を果たした。

両チームの対戦は、1974年以来14年ぶり2回目。ドジャースの外野手カーク・ギブソンは、両脚の故障により試合出場どころか普通に歩くこともままならない状況だったものの[3]、第1戦の1点を追う9回裏に代打で登場すると逆転サヨナラ2点本塁打を放ち、足をひきずりながらベースを一周した。この場面は、

ESPN.comのワールドシリーズ名場面読者投票で、総投票数900超のうち154票を獲得し1位(2001年)[4]

ニューヨーク・タイムズ』のデーブ・アンダーソンによる「ワールドシリーズ名場面トップ10」第10位(2003年)[5]

タイム』選定「ワールドシリーズ名場面トップ10」のひとつに選出(2014年)[6]

FOXスポーツの「ワールドシリーズ名場面トップ15」第3位(2016年)[7]

スポーツ・イラストレイテッド』選定「スポーツ名場面トップ100」第62位(2016年)[8]

というように、複数のメディアによってシリーズ史に残る劇的な場面と評価されている。シリーズMVPには、第2戦と第5戦の2度の先発登板でいずれも完投勝利を挙げ、2勝0敗・防御率1.00という成績を残したドジャースのオーレル・ハーシュハイザーが選出された。
試合結果

1988年のワールドシリーズは10月15日に開幕し、途中に移動日を挟んで6日間で5試合が行われた。日程・結果は以下の通り。

日付試合ビジター球団(先攻)スコアホーム球団(後攻)開催球場
10月15日(土)第1戦オークランド・アスレチックス4?5xロサンゼルス・ドジャースドジャー・スタジアム.mw-parser-output .locmap .od{position:absolute}.mw-parser-output .locmap .id{position:absolute;line-height:0}.mw-parser-output .locmap .l0{font-size:0;position:absolute}.mw-parser-output .locmap .pv{line-height:110%;position:absolute;text-align:center}.mw-parser-output .locmap .pl{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:right}.mw-parser-output .locmap .pr{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:left}.mw-parser-output .locmap .pv>div{display:inline;padding:1px}.mw-parser-output .locmap .pl>div{display:inline;padding:1px;float:right}.mw-parser-output .locmap .pr>div{display:inline;padding:1px;float:left}
ドジャー・スタジアムオークランド・アラメダ・カウンティ・コロシアム
10月16日(日)第2戦オークランド・アスレチックス0?6ロサンゼルス・ドジャース
10月17日(月)移動日
10月18日(火)第3戦ロサンゼルス・ドジャース1?2xオークランド・アスレチックスオークランド・アラメダ・
カウンティ・コロシアム
10月19日(水)第4戦ロサンゼルス・ドジャース4?3オークランド・アスレチックス
10月20日(木)第5戦ロサンゼルス・ドジャース5?2オークランド・アスレチックス
優勝:ロサンゼルス・ドジャース(4勝1敗 / 7年ぶり6度目)

第1戦 10月15日

映像外部リンク
MLB.comによる動画(英語)
デボラ・ギブソンによる試合前のアメリカ合衆国国歌『星条旗』独唱(1分47秒)

大統領夫人ナンシー・レーガンによる始球式(53秒)
初回裏、ミッキー・ハッチャーの2点本塁打でドジャースが先制(1分19秒)
2回表、ホセ・カンセコの満塁本塁打でアスレチックスが逆転(1分10秒)
9回裏、代打カーク・ギブソンがデニス・エカーズリーから2点本塁打を放ち、ドジャースが逆転サヨナラ勝利(2分15秒)


ドジャー・スタジアムカリフォルニア州ロサンゼルス


 123456789RHE
オークランド・アスレチックス040000000470
ロサンゼルス・ドジャース200001002x570

:アレハンドロ・ペーニャ(1勝)  デニス・エカーズリー(1敗)  

本塁打
OAK:ホセ・カンセコ1号満塁
LAD:ミッキー・ハッチャー1号2ラン、カーク・ギブソン1号2ラン


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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