配給会社別年間配給収入配給会社配給本数年間配給収入概要 1987年日本配給収入トップ10順位題名製作国配給配給収入 1987年北米興行収入トップ10順位題名スタジオ興行収入
新作再映洋画前年対比
松竹2352億6187万円『男はつらいよ 知床慕情』/『塀の中の懲りない面々』(12.4億円[13][注 1])、『男はつらいよ 幸福の青い鳥』など(10.3億円)の2番組が配給収入10億円の大台をクリアした。動員映画の『二十四の瞳』(6億円)は伸び悩み。秋の3番組〔『塀の中のプレイボール』など〕は全くの不振。アイドル映画の『アイドルを探せ』/『Let's豪徳寺!』と『パッセンジャー 過ぎ去りし日々』は惨敗。
松竹富士配給の『ハチ公物語』(20億円[13][注 2])は1987年邦画配給収入トップになった。
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東宝32115億4610万円前年の『子猫物語』のような超ヒット作はなく、『ドラえもん のび太と竜の騎士』など(15.0億円)、『竹取物語』(14.5億円[13][注 3])、『マルサの女』(12.5億円)、動員映画の『次郎物語』(12.3億円[13][注 4])の4番組が大台を突破した。『恋する女たち』(9.5億円)、『トットチャンネル』はまずまずの成績。『映画女優』は伸び悩み。『刑事物語5 やまびこの詩』は不振。
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東映3090億7607万円10億円の大台突破は『ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎行進曲』(10.1億円)だけだが、正月(7.8億円)と夏(8億円)の東映まんがまつりが好調、『吉原炎上』(6億円)・『夜汽車』・『極道の妻たちII』などのアダルト路線は『女衒 ZEGEN』を除き安定した成績。『スケバン刑事』(6.3億円)は成功したが、『新宿純愛物語』(5億円)は伸び切れなかった。
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にっかつ6322億7010万円ソフト・ポルノへの転換となる『嵯峨野の宿』/『愛しのハーフ・ムーン』は成功しなかった。氾濫するアダルトビデオの影響を受けジリ貧となっている状態で、皮肉なことにビデオの人気者小林ひとみ起用作が高水準を記録。
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出典:「1987年度日本映画・外国映画業界総決算 日本映画」『キネマ旬報』1988年(昭和63年)2月下旬号、キネマ旬報社、1988年、186 - 192頁。
各国ランキング
日本配給収入ランキング
1トップガンUIP39.0億円
2ハチ公物語松竹富士20.0億円
3プラトーンワーナー・ブラザース18.0億円
4アンタッチャブルUIP17.5億円
5ドラえもん のび太と竜の騎士
プロゴルファー猿東宝15.0億円
6竹取物語東宝14.5億円
7ビバリーヒルズ・コップ2UIP14.2億円
8マルサの女東宝12.5億円
9男はつらいよ 知床慕情
塀の中の懲りない面々松竹12.4億円
10次郎物語東宝12.3億円
出典: ⇒1987年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟
北米興行収入ランキング
1.スリーメン&ベビータッチストーン$167,780,960
2.危険な情事パラマウント$156,645,693
3.ビバリーヒルズ・コップ2パラマウント$153,665,036