1986年アジア競技大会
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第10回アジア競技大会
X Asian Games
1986? ?10? ??? ??
開催都市
韓国 ソウル
参加国・地域数27
参加人数4,786人
競技種目数25競技
開会式1986年9月20日
閉会式1986年10月5日
開会宣言全斗煥大統領
主競技場オリンピックスタジアム
Portal:オリンピック
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1986年アジア競技大会(1986ねんアジアきょうぎたいかい、10th Asian Games Seoul 1986)は、大韓民国ソウル特別市で行われた第10回アジア競技大会である。

第1回から第9回までのアジア競技大会は、大会ごとに本部が設置されるアジア競技連盟(AGF)が主催していたが、このソウルでの第10回大会以降は1982年に設置されたアジアオリンピック評議会(OCA)の主催となった。OCAにはイスラエルは加盟しなかったため、この大会以前はたびたび問題となったイスラエル招待問題が解消した。

また、北朝鮮アフガニスタンカンボジアブルネイモンゴルビルマ南イエメンシリアベトナムは政治的理由などでボイコットした[1]

ソウルオリンピックを2年後に控えたプレ大会の位置づけとして開催され、競技施設はオリンピックのために用意されたものが使用された。地元開催となった韓国がメダル数では1位、金メダル数も次回の大会開催国である中華人民共和国に次ぐ2位になった。

柔道競技、テコンドー競技、女子サイクリング競技、女子射撃競技が初実施された。

室伏重信は1970年の第6回大会から5大会連続でハンマー投げ競技で金メダルを獲得した。陸上競技ではインドのP・T・ウシャが4つの金メダルと銀メダル1つを獲得。

一部の競技において開催国である韓国有利の判定が相次ぎ、バドミントン競技では中国の監督がコートに乱入して判定に抗議する騒動が発生した[2]
参加国・地域



バーレーン


バングラデシュ

ブータン

中国

香港

インド

インドネシア

イラン

イラク



日本

ヨルダン

クウェート

レバノン

マレーシア

モルディブ

ネパール

北イエメン

オマーン



パキスタン

フィリピン

カタール

サウジアラビア

シンガポール

韓国

スリランカ

タイ

アラブ首長国連邦



参加国・地域人数

IOC参加国・地域人数

実施競技

アーチェリー

陸上競技詳細

バドミントン

バスケットボール詳細

ボウリング

ボクシング詳細

自転車競技

飛込競技

馬術競技

フェンシング

ホッケー

サッカー詳細

ゴルフ

体操競技

ハンドボール

柔道詳細

ボート競技

セーリング

射撃競技

競泳

卓球詳細

テコンドー

テニス

バレーボール

水球

ウエイトリフティング

レスリング

各国・地域の獲得メダル数

順国・地域金銀銅計
1
中国948246222
2 韓国935576224
3 日本587677211
4 イラン661022
5 インド592337
6 フィリピン45918
7 タイ3101326
8 パキスタン2349
9 インドネシア15410
10 香港1135
11 カタール134
12 レバノン112
13 バーレーン112
14 マレーシア5510
15 イラク527
16 ヨルダン314
17 クウェート178
18 シンガポール145
19 サウジアラビア11
20 ネパール88
21 バングラデシュ11
22 オマーン11
合計270268299837

脚注^ InsideTheGames. “History of Asian Games”. ニューヨーク・タイムズ. 2019年9月30日閲覧。
^ 毎日新聞 2014年9月27日朝刊

外部リンク

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