1985年度新人選手選択会議
この年注目されたKKコンビ
巨人単独指名の桑田（左）
6球団競合の清原（右）
ドラフト概要
開催日1985年11月20日
開催地東京都千代田区
会場ホテルグランドパレス
司会伊東一雄
制度全巡目初回：重複くじ引き
くじ外れ：変則ウェーバー
指名数70名
入団拒否4名
複数球団指名
6球団
清原和博（内野手・PL学園高）西武交渉権獲得
3球団
伊東昭光（投手・本田技研）ヤクルト交渉権獲得
2巡目4球団
園川一美（投手・日本体育大学）ロッテ交渉権獲得
2巡目2球団
山野和明（外野手・鎮西高）西武交渉権獲得
3巡目2球団
森田芳彦（内野手・鹿児島鉄道管理局）ロッテ交渉権獲得
福島明弘（投手・大宮東高）近鉄交渉権獲得
原口哲也（投手・熊谷商業高）西武交渉権獲得
4巡目2球団
北野勝則（投手・三重・海星高）大洋交渉権獲得
西山秀二（捕手・上宮高）南海交渉権獲得
5巡目2球団
水沢正浩（投手・大宮東高）日本ハム交渉権獲得
6巡目2球団
横田久則（投手・那賀高）西武交渉権獲得
大内実（外野手・尽誠学園高）日本ハム交渉権獲得
NPBドラフト会議 ≪ 1984 1986 ≫
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1985年度新人選手選択会議（1985ねんどしんじんせんしゅせんたくかいぎ）は、1985年11月20日にホテルグランドパレスで行われた[1]第21回のプロ野球ドラフト会議である。
概要

70選手の交渉権が確定した。

桑田、清原のKKコンビのドラフトの年であり、早稲田大学を志望していた桑田に対して巨人が強行1位指名をして入団をしたため、密約説が囁かれた（KKドラフト事件）。

抽選に外れた球団は奇数指名順位はウエーバー方式、偶数指名順位は折り返しウエーバー方式で希望選手を指名。

ウエーバー順位は南海 - ヤクルト - 日本ハム - 中日 - 阪急 - 大洋 - 近鉄 - 巨人 - ロッテ - 広島 - 西武 - 阪神。

選択希望選手一覧

チーム南海ヤクルト日本ハム中日阪急大洋近鉄巨人ロッテ広島西武阪神
1巡目清原和博伊東昭光清原和博清原和博伊東昭光中山裕章清原和博桑田真澄伊東昭光長冨浩志清原和博清原和博
外1巡目→西川佳明---広瀬哲朗斉藤学石井宏---桧山泰浩---石田雅彦------遠山昭治
2巡目園川一美園川一美渡辺弘片平哲也山本誠高橋一彦山田真実園川一美園川一美高信二山野和明山野和明
外2巡目←中村弘道荒井幸雄---------------広田浩章---------中野佐資
3巡目広永益隆福島明弘田中幸雄森田芳彦渡辺伸治原口哲也福島明弘渡辺政仁森田芳彦河田雄祐原口哲也福島明弘
外3巡目→---内山憲一---内田強---大川隆---------------服部裕昭
4巡目西山秀二矢野和哉沖泰司小森哲也本西厚博北野勝則西山秀二本原正治古川慎一北野勝則森博幸宮内仁一
外4巡目←------------------池上誠一------谷下和人------
5巡目坂田和隆山田勉水沢正浩前原博之高見泰範相川英明福地経人福王昭仁古賀道人水沢正浩岡田展和吉田康夫
外5巡目→---------------------------足立亘------
6巡目安田秀之杉山孝一大内実遠田誠治風岡尚幸大久保勝也大内実杉浦守横田久則---横田久則---
外6巡目←------------------吉川啓一---有倉雅史---------


太字は、交渉権確定。色付きは指名重複。

背景色が暗い選手は入団拒否。

矢印の向きはウェーバー・逆ウェーバー制の指名順。

球団別選択選手
南海ホークス

順位選手名守備所属結果
1位西川佳明投手法政大学入団
2位中村弘道投手北海道拓殖銀行入団
3位広永益隆投手徳島商業高入団