1983年の読売ジャイアンツ
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1983年の読売ジャイアンツ
成績
日本シリーズ敗退
3勝4敗(対
西武[1]
セントラル・リーグ優勝
72勝50敗8分 勝率.590[2]
本拠地
都市東京都文京区
球場
後楽園球場

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球団組織
オーナー正力亨
経営母体読売新聞社
監督藤田元司
≪ 19821984 ≫

1983年の読売ジャイアンツ(1983ねんのよみうりジャイアンツ)では、1983年の読売ジャイアンツの動向をまとめる。

この年の読売ジャイアンツは、藤田元司監督の3年目のシーズンである。目次

1 概要

2 チーム成績

2.1 レギュラーシーズン

2.2 日本シリーズ


3 オールスターゲーム1983

4 できごと

5 選手・スタッフ

6 表彰選手

7 ドラフト

8 出典

概要

チームは現役大リーガーのレジー・スミスを獲得して打線の強化を図り、開幕前から優勝候補にあげられた。大洋との開幕戦を西本聖が完投勝利で飾ると、続く2戦目は3年目の駒田徳広右田一彦からプロ入り初の本塁打を満塁本塁打で飾るなど開幕から5連勝。さらに2年目の槙原寛己が対阪神戦で初勝利を完封で飾り、槙原と同期の吉村禎章が代打の切り札として一軍に定着した。「50番トリオ」に引っ張られるように江川卓定岡正二などの投手陣も活躍し、また打線ではスミスや原辰徳が本塁打や打点を量産した。チームは5月まで首位を独走したが、6月に定岡が腰痛で登録抹消。定岡の離脱以降、先発陣が勝ち星に見放されるなど投手陣が崩壊した巨人は首位の座を広島に明け渡し、前半戦を2位で終了。後半戦は広島の息切れもあり8月以降再び首位に立ち、この年盗塁王の松本匡史、打点王とMVPの原、新外国人のスミスなど打撃陣の活躍もありチームは2年ぶりの優勝を達成。投手陣は2年目の槙原が12勝で新人王となり、江川・西本と新三本柱を形成したがチーム防御率は3.65まで落ち込んだ。打撃陣はスミスの加入もあり622得点とリーグ1位で、打率もリーグ1位だった。日本シリーズは巨人OBの広岡達朗監督率いる西武との対決となり、第3戦で中畑清、第5戦でヘクター・クルーズがサヨナラ打を放ち王手をかけ、第6戦も9回に中畑の三塁打で逆転したが、その裏に抑えで投入した西本が捕まり同点にされると、続く10回には江川が西武の伏兵・金森栄治にサヨナラ打を浴びて撃沈。第7戦は2点をリードするも7回に西本がテリーに痛恨の逆転3点打を打たれ日本一奪回はならなかった。藤田監督はこの年を最後に勇退し、後任には王貞治助監督が昇格した。
チーム成績
レギュラーシーズン

開幕オーダー[3]1中松本匡史
2遊河埜和正
3二篠塚利夫
4三原辰徳
5左スミス
6一中畑清
7右淡口憲治
8捕山倉和博
9投西本聖

1983年セントラル・リーグ順位変動順位4月終了時5月終了時6月終了時7月終了時8月終了時9月終了時最終成績
1位巨人--巨人--巨人--広島--巨人--巨人--巨人--
2位阪神3.5広島8.0広島5.0巨人0.5広島6.0広島7.5広島6.0
3位中日5.0阪神12.5ヤクルト12.5ヤクルト11.5中日12.5大洋15.0大洋11.0
4位広島5.5ヤクルト13.0中日14.0大洋12.5大洋13.0中日阪神11.5
5位ヤクルト大洋16.0大洋14.0阪神阪神14.0阪神15.5中日18.5
6位大洋7.5中日16.5阪神14.5中日14.0ヤクルト14.5ヤクルト19.0ヤクルト19.0

1983年セントラル・リーグ最終成績順位球団勝率
優勝読売ジャイアンツ72508.590-
2位広島東洋カープ655510.5426.0
3位横浜大洋ホエールズ61618.50011.0
4位阪神タイガース62635.49611.5
5位中日ドラゴンズ54697.43918.5
6位ヤクルトスワローズ53698.43419.0

日本シリーズ

1983年 日本シリーズ日付試合ビジター球団(先攻)スコアホーム球団(後攻)開催球場
10月29日(土)第1戦読売ジャイアンツ3?6西武ライオンズ西武ライオンズ球場
10月30日(日)第2戦読売ジャイアンツ4?0西武ライオンズ
10月31日(月)移動日
11月1日(火)第3戦西武ライオンズ4?5読売ジャイアンツ後楽園球場
11月2日(水)第4戦西武ライオンズ7?4読売ジャイアンツ
11月3日(木)第5戦西武ライオンズ2?5読売ジャイアンツ
11月4日(金)移動日
11月5日(土)第6戦読売ジャイアンツ3?4西武ライオンズ西武ライオンズ球場
11月6日(日)第7戦雨天中止
11月7日(月)読売ジャイアンツ2?3西武ライオンズ
優勝:西武ライオンズ(2年連続5回目)

[1]
オールスターゲーム1983詳細は「1983年のオールスターゲーム (日本プロ野球)」を参照

選出選手及びスタッフ

ポジション名前選出回数
コーチ藤田元司
投手西本聖4
江川卓4
角三男2
捕手山倉和博3
一塁手中畑清3
二塁手篠塚利夫2
三塁手原辰徳3
遊撃手河埜和正4
外野手松本匡史3


太字はファン投票による選出。

できごと

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選手・スタッフ

 読売ジャイアンツ 1983
監督

73 藤田元司

助監督

1 王貞治

一軍コーチ

72 牧野茂(ヘッド)

76 中村稔(投手)

81 末次利光(打撃)

79 江藤省三(守備)

77 柴田勲(守備走塁)

85 長谷川徹(トレーニング)

二軍監督・コーチ

75 国松彰(監督)


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