1981年のワールドシリーズ
チーム勝数
ロサンゼルス・ドジャース(NL)4
ニューヨーク・ヤンキース(AL)2
シリーズ情報
試合日程10月20日 - 10月28日
MVPロン・セイ(LAD)
ペドロ・ゲレーロ(LAD)
スティーブ・イェーガー(LAD)
ALCSNYY 3-0 OAK
NLCSLAD 3-2 MON
のちの殿堂表彰者トミー・ラソーダ(LAD/監督)
ボブ・レモン(NYY/監督)
リッチ・ゴセージ(NYY)
レジー・ジャクソン(NYY)
デーブ・ウィンフィールド(NYY)
ダグ・ハーヴェイ(審判)
チーム情報
ロサンゼルス・ドジャース(LAD)
監督トミー・ラソーダ
シーズン成績36勝21敗(前期/1位)
27勝26敗(後期/4位)
ニューヨーク・ヤンキース(NYY)
監督ボブ・レモン
シーズン成績34勝22敗(前期/1位)
25勝26敗(後期/6位)
ワールドシリーズ
1981年のワールドシリーズは、1981年10月20日から10月28日まで行われたメジャーリーグのワールドシリーズである。 第78回ワールドシリーズ。アメリカンリーグは西地区前期優勝のオークランド・アスレチックスを破り3年ぶり出場のニューヨーク・ヤンキースと、ナショナルリーグは東地区後期優勝のモントリオール・エクスポズを破り同じく3年ぶり出場のロサンゼルス・ドジャースとの対戦となった。結果は4勝2敗でロサンゼルス・ドジャースが16年ぶり5回目の優勝。 MVPはロン・セイ、ペドロ・ゲレーロ、スティーブ・イェーガーの3人が同時選出。ワールドシリーズMVPを複数人が同時受賞したのは2001年とこの年だけである。 表中のRは得点、Hは安打、Eは失策を示す。日付は現地時間。 チーム123456789RHE チーム123456789RHE
目次
1 概要
2 試合結果
2.1 第1戦 10月20日
2.2 第2戦 10月21日
2.3 第3戦 10月23日
2.4 第4戦 10月24日
2.5 第5戦 10月25日
2.6 第6戦 10月28日
3 参考文献
概要
試合結果
第1戦 10月20日
ニューヨーク州ニューヨーク/ブロンクス - ヤンキー・スタジアム
ドジャース000010020350
ヤンキース30110000X560
勝: ロン・ギドリー (1-0) 敗: ジェリー・ロイス (0-1) S: リッチ・ゴセージ (1)
本: LAD – スティーブ・イェーガー1号ソロ(5回ギドリー) NYY – ボブ・ワトソン
観客動員数: 56,470人 試合時間: 2時間32分
ヤンキースは初回、ロイスの立ち上がりを攻め2死2、3塁から5番ワトソンが右中間に3ランを放ち先制、さらに3回には2死2塁から、怪我のジャクソンに代わり4番に入ったルー・ピネラが適時打を放ちロイスをKO。ロイスをリリーフしたボビー・カスティーヨは制球が定まらず、続く4回には3四球で2死満塁とすると、3番デーブ・ウィンフィールドにも四球を与え押し出しで5-0。ドジャースは直後の5回にイェーガーのソロで1点を返すと、8回表にはこの回から登板のセットアッパー、ロン・デービスが2四球の乱調で無死1、2塁となり、代わった抑えのゴセージから代打ジョンストンの適時打とダスティ・ベイカーの犠飛で2点差とするが反撃はここまで。ゴセージは9回を3者凡退に抑え、ヤンキースが先勝。
第2戦 10月21日
ニューヨーク州ニューヨーク/ブロンクス - ヤンキー・スタジアム
ドジャース000000000042
ヤンキース00001002X361
勝: トミー・ジョン (1-0) 敗: バート・フートン (0-1) S: リッチ・ゴセージ (2)
観客動員数: 56,505人 試合時間: 2時間29分
ジョンとフートンの投げ合いで無得点のまま迎えた5回裏、ヤンキースは2死2塁から、負傷のバッキー・デントに代わり遊撃を守るラリー・ミルボーン
第3戦 10月23日
カリフォルニア州ロサンゼルス - ドジャースタジアム
チーム123456789RHE
ヤンキース022000000490
ドジャース30002000X5111
勝: フェルナンド・バレンズエラ (1-0) 敗: ジョージ・フレイザー