1980年の
FIMロードレース世界選手権
前年:1979翌年:1981
1980年のロードレース世界選手権は、FIMロードレース世界選手権の第32回大会となる。 ベネズエラGPとオーストリアGPの2戦がキャンセルされた1980年は、シーズン序盤でポイントを稼いだヤマハのケニー・ロバーツが3年連続タイトルを獲得した。スズキは、チームを離れたバリー・シーンに代えてランディ・マモラをエースに起用した。また、カワサキが500ccクラスに復帰し、革新的なモノコックボディを持つ4気筒マシンKR500をコーク・バリントンに与えた。ホンダは前年にデビューしたエキゾチックな4ストロークマシンのNR500で挑戦を続けていたが、2ストロークマシンと戦うには圧倒的に不利であることに気付き始めていた。 わずか6戦の開催となった350ccクラスでは、南アフリカのプライベーター
目次
1 シーズン概要
2 グランプリ
3 最終成績
3.1 500ccクラスランキング
3.2 350ccクラスランキング
3.3 250ccクラスランキング
3.4 125ccクラスランキング
3.5 50ccクラスランキング
4 外部リンク
シーズン概要
50ccクラスではエウジーニョ・ラッツァリーニがステファン・ドルフリンガーとの熾烈なチャンピオン争いを制し、わずか2ポイント差でタイトルを獲得した。 Rd.GPサーキット50ccクラス優勝125ccクラス優勝250ccクラス優勝350ccクラス優勝500ccクラス優勝
グランプリ
1 イタリアミサノ E.ラッツァリーニ P.P.ビアンキ A.マンク J.チェコット K.ロバーツ
2 スペインハラマ E.ラッツァリーニ P.P.ビアンキ K.バリントン K.ロバーツ
3 フランスポール・リカール A.ニエト K.バリントン J.エクロード K.ロバーツ