1979年の映画
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クリストファー・リーヴ主演の『スーパーマン』が公開[17]。1本の宣伝費としては破格の6億円を掛けたが、海外の成績に比較すると日本の興行は予想を下回る結果(配給収入28億円)に終わった[14]

幻の企画と言われた『あゝ野麦峠』(山本薩夫監督)が新日本映画によって映画化され、大ヒット[14][6](先行ロードショーは6月9日から[3])。



7月

影武者』の主演・勝新太郎黒澤明監督と衝突し、主役から降ろされる[14][18]。代役には仲代達矢[14][18]

7月2日 - オフィス・アカデミーと東映の業務提携発表[3]

7月7日 - 全米ベストセラーの映画化『将軍 SH?GUN』の日本ロケのため、サンフランシスコから出港した帆船ゴールデン・ハインド号が横浜港に入港[19]

7月14日

恒例の「東映まんがまつり」ではなく、「'79 ビッグサマーロードショー・宇宙戦艦ヤマトフェスティバル」(『宇宙戦艦ヤマト』/『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』に『海のトリトン』を併映)を全国東映劇場で封切[4]

大阪東映劇場・大阪東映パラス劇場が全面改装、道頓堀東映劇場・道頓堀東映パラス劇場に改称[4]


7月21日 - ジャッキー・チェンの『ドランクモンキー 酔拳』、先行ロードショー(8月4日、東映系全国一斉公開)、好成績[4]


8月

8月4日 - 東映りんたろう監督『銀河鉄道999』が公開され[20]、ヒット[21]

8月11日

テオ・アンゲロプロス監督『旅芸人の記録』が公開[22]岩波ホールは非商業ベースの映画『旅芸人の記録』やエルマンノ・オルミ監督『木靴の樹』(4月公開)などを興行面でも成功させている[14]

にっかつ、本社を東京都港区六本木へ移転[3]。最新設備のスタジオセンター完成披露[3]


8月25日 - 角川映画『蘇える金狼』、東映洋画系で封切(地域によっては『金田一耕助の冒険』と併映)、ヒット[4]


9月

9月8日 - 東映セントラルフィルム、『飢餓海峡』(内田吐夢監督、1965年公開)を4週上映、好成績[4]

9月15日 - 木下惠介監督が15年ぶりに古巣の松竹で製作した『衝動殺人 息子よ』が公開[14][23]


10月

10月5日 - 新国劇倒産[5][19]

10月10日 - 東映芸能ビデオインターナショナル・プロモーション(IP)と共同で名作映画『自転車泥棒』(ヴィットリオ・デ・シーカ監督)・『忘れじの面影』(マックス・オフュルス監督)を配給[4]

10月12日 -『八つ墓村』(1977年10月公開)がテレビ放映される[24]。『八つ墓村』や『砂の器』(1974年10月公開)のような大作がテレビ放映されると、映画人口に悪影響が出ると懸念の声[14]


11月

11月12日 - フランシス・フォード・コッポラジョージ・ルーカス両監督が『影武者』(黒澤明監督)の北海道ロケを見学[3]

11月19日 - ブエナ・ビスタが東宝と東映の2社に、ディズニー映画の国内配給を委託すると発表[3]

11月25日 - 新劇劇団青俳』、放漫経営で倒産[19]


12月

12月25日 - スティーヴン・スピルバーグ監督が、東宝スタジオで『影武者』(黒澤明監督)のラッシュ試写見学、三船敏郎と会談[25]


月日不詳

愛のコリーダ』(シナリオ、写真集) 裁判で無罪判決[2]

統一教会KCIAが製作に関与しているため上映反対の輿論が沸騰した韓米映画『インチョン!(仁川)』の配給を東宝が辞退[26]


日本の映画興行

入場料金(大人)

1,300円
[27]

映画館・映画別

1,300円(松竹、正月映画『男はつらいよ 噂の寅次郎』)[28]

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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