1978年の映画
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8月26日 - フランス、俳優シャルル・ボワイエ、2日前に亡くなった夫人のあとを追い睡眠薬自殺[2][7]

月日不詳

米国、ユナイト映画を追放された経営陣が新会社オライオンを設立し、製作活動を再開[2]


日本「1978年の日本#できごと」も参照

スター ウォーズ』(6月公開、ジョージ・ルーカス監督)[8]・『未知との遭遇』(2月公開、スティーヴン・スピルバーグ監督)[9]が公開され、SFブーム[2]

大森一樹監督の『オレンジロード急行』(4月公開)[10]石井聰亙(のちに石井岳龍)監督の『高校大パニック』(8月公開)[11]8ミリ出身監督の商業映画デビューが続く[2]

1月

1月21日 - 東映、12年ぶりの本格的時代劇『柳生一族の陰謀』(深作欣二監督)が公開され[12]、ヒット[4][13]


2月

2月7日 - ブエナ・ビスタ日本支社閉鎖発表[3]

2月28日 - 大阪・梅田会館が改装のため閉館、同会館収容の映画館、梅田劇場・梅田スカラ座・梅田地下劇場・北野劇場・北野シネマも閉館[5]


4月

4月6日 - 第1回日本アカデミー賞が開催され、山田洋次監督の『幸福の黄色いハンカチ』が主演女優賞(岩下志麻はなれ瞽女おりん』)を除く主要部門を独占した[14][5]

4月8日 - 東映、東映セントラルフィルムの第1回製作作品『最も危険な遊戯』(村川透監督、併映『多羅尾伴内』)公開[6][15][13]

4月29日

東映特撮大作『宇宙からのメッセージ』(深作欣二監督)公開[6]

丸の内東映パラス新宿東映パラス東急系新ロードショーチェーンに加盟[6]



5月

5月27日 - 東映洋画配給部、『流されて…』(リナ・ウェルトミューラー監督)を東宝洋画系で上映[6]


6月

6月1日 - 東映、8ミリ映画劇場『スターウォーズ』(収録時間:19分[16])発売[17]

6月11日 - 東映、大作主義に対応するため「プロデューサー室」新設[3]

6月23日 - 東京地裁日活ロマンポルノ事件の被告9人全員に無罪判決[18]

6月24日 - 『スター・ウォーズ』(ジョージ・ルーカス監督)公開、大ヒット[18]。多くのファンを獲得しシリーズ化[18]。以後、映画界にSFXブームが起こる[18]。従来の大人の入場料は1,300円、『スター・ウォーズ』から1,500円の入場料が始まる[2]

6月30日

東映、米国・ユナイト社との間で、『宇宙からのメッセージ』の最低保証付歩合契約を締結[6]。11月17日、米国で公開、客足好調のため、最終的に350館で公開[6]

作家・柴田錬三郎(61歳)死去[19]



7月

日活、経営合理化のため独立採算制の新会社7社(日活撮影所・日活スタジオセンター・日活美術・日活児童映画・日活ビデオフィルムズ・日活フードサービス・日活事業)を設立、8月には主要現業部門を新設の子会社に移管[20]

日活、第三者割当増資実施[21]。10月に7割減資、12月に時価発行による第三者割当増資実施[21]。一連の資本政策を行うことによって、債務超過状態を解消し上場廃止を免れた[22]


8月

前年8月に公開された『宇宙戦艦ヤマト』が『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』の宣伝を兼ねて、フジテレビ系のゴールデン洋画劇場で放送される[23]。これは、劇場公開から最低でも2年の間隔をあけてからテレビ放送〔地上波放送〕するという業界ルールが無視された形[23]。同様に、10月には角川映画人間の証明』が同じゴールデン洋画劇場で放送された[23]

8月5日 - 東映、『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』が公開され[24]、ヒット[13]
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