候補者?経国
政党 中国国民党
獲得選挙人1,184
得票率100.0%
選挙前総統
1978年中華民国総統選挙(1978ねんちゅうかみんこくそうとうせんきょ、繁: 1978年中華民國總統選舉)は、1978年3月21日に中華民国で行われた、総統(第6期)を選出する選挙である。 選挙方式は選挙により選出された国民大会代表を通して投票される間接選挙であった。投票は台北市陽明山の中山楼で行われ、副総統選挙も同時に実施された。副総統選挙は総統選挙とは別に集計され、現在のように総統と副総統の候補者が一括して選挙戦を行うものではなかった。 1975年の?介石の死去に伴い副総統から総統に昇格していた厳家淦の強い推薦により、?介石の長男である?経国が総統選挙に立候補した。?経国は既に行政院長と中国国民党主席を兼任しており、?介石からの権力継承としての性格を強く出している。この権力継承にあたり、外省人である?経国は、本省人の感情を緩和すべく台湾出身で当時台湾省政府主席だった謝東閔を副総統候補に指名し、台湾出身者の政治参加の契機を創出しようと目論んだ[1][2]。 中国国民党 3月21日午前、中華民国第6期総統選挙が開始された。国民大会代表は王雲五を主席に選出、中国国民党候補の?経国への信任投票を行い1,248人が投票、1,184票の絶対多数票を獲得して?経国は総統に当選した。また、翌日行われた副総統選挙では謝東閔が941票を獲得し当選している。 e e
概要
候補者
総統候補副総統候補
?経国謝東閔
行政院長
党主席台湾省政府主席
選挙結果
総統選挙
?経国 中国国民党1,184100.0%
有効票数(有効率)1,18494.87%
無効票数(無効率)645.13%
投票総数(投票率)1,24840.99%
棄権者数(棄権率)1,79759.01%
定数3,045100.0%
出典:「中華民國選舉史」中央選挙委員会
副総統選挙
謝東閔 中国国民党941100.0%
有効票数(有効率)94175.40%
無効票数(無効率)30724.60%
投票総数(投票率)1,24840.99%
棄権者数(棄権率)1,79759.01%
定数3,045100.0%
出典:「中華民國選舉史」中央選挙委員会
備考^ ⇒第二節 ?経国主政
^ ⇒『台湾執政者』専文推薦【為政之道,存乎一心】荘永明(遠流識博網)
関連項目
中華民国総統選挙
国民大会
表
話
編
国民大会による間接選挙
1948
1954
1960
1966
1972
1978
1984
1990
直接選挙
1996
2000
2004
2008
2012
2016
2020
2024
立法委員選挙
第1期
1948(中国語版)
1969増額(中国語版)
1972増額(中国語版)
1975増額(中国語版)
1980増額
1983増額
1986増額
1989増額
第2期以降
1992
1995
1998
2001
2004
2008
2012
2016
2020
2024
補欠選挙
1995
2006
2009
2010
2011
2015(英語版)
2019(英語版)
2022(中国語版)
2023
地方選挙