1976年の政治
4月5日 - 周恩来の追悼をめぐり、天安門事件(第一次天安門事件)が起こる。
4月17日 - クメール・ルージュ、プノンペンを占領。
4月25日 - ベトナムで初の南北統一選挙が実施される。
5月
5月7日 - 椎名悦三郎自民党副総裁、田中角栄前首相、9日大平正芳蔵相、10日福田赳夫経済企画庁長官と個別に会談(「三木おろし」)。
5月13日 - ポル・ポトがカンボジア(民主カンプチア)首相に就任する。
5月14日
「三木おろし」に対する世論の反発を受け、福田経企庁長官、閣議後に三木首相と「両者の信頼関係に変わりはない」旨を確認する。
衆議院にロッキード問題調査特別委員会設置。
5月24日 - 衆議院予算委員会、若狭得治全日空社長を偽証で告発。第77回通常国会閉会。
5月25日 - 藤林益三が第7代最高裁判所長官に就任。
6月
6月14日 - 河野洋平らの自民党離党、新党結成が報道。
6月16日 - ソウェト蜂起。
6月22日 - 大久保利春丸紅専務逮捕(ロッキード事件で最初の逮捕者)。
6月25日 - 河野洋平ら6議員、自民党離党、新自由クラブ結成。
6月27日 - 第2回先進国首脳会議(サンファン・サミット)開催。
7月
7月2日 - ベトナム、南北統一宣言。
7月3日 - イスラエル軍がウガンダのエンデベ空港を奇襲、ハイジャックされたエールフランス機の乗客を救出。
7月17日 - インドネシア、東ティモールを併合。
7月27日 - 東京地検特捜部、外国為替管理法違反容疑で田中角栄前首相、榎本敏夫秘書を逮捕。
8月
8月4日 - 田中派、三木首相退陣を要求。
8月11日 - 三木・福田会談。
8月12日 - 三木・大平会談。三木首相と福田・大平の個別会談で退陣が要求されたが、三木は拒否。
8月17日 - 田中前首相、保釈。
8月19日 - 自民党反主流派、挙党体制確立協議会(挙党協)を設立。
8月20日 - 佐藤孝行元運輸政務次官、収賄容疑で逮捕。
8月21日
三木首相、福田経企庁長官、大平蔵相三者会談。
橋本登美三郎元運輸相・自民党元幹事長、収賄容疑で逮捕。
8月22日 - 三木・大平会談。
8月24日 - 自民党両院議員総会。
8月30日 - 三木・福田・大平会談。3時間に渡り応酬。
8月31日 - 自民党総務会、党五役収拾案を審議。
9月MiG-25
9月1日 - 中曽根幹事長、事態収拾のため保利茂と会談。
9月4日 - 自民党五役会議で臨時国会召集が執行部の方針として決定。
9月6日 - ベレンコ中尉亡命事件
9月9日 - 毛沢東中国共産党主席が死去。
9月10日 - 臨時閣議。三木首相支持派閣僚と挙党協側閣僚15名が5時間にわたり応酬。
9月11日
自民党反主流派による両院議員総会開催。
三木・中曽根・保利・船田中の四者会談。中曽根幹事長の収拾案と9月16日臨時国会召集を了承。
9月14日 - 自民党本部で両院議員総会。
9月15日 - 内閣改造。三木改造内閣発足。
10月
10月12日 - 中国で江青ら四人組の逮捕が発表。
10月21日 - 挙党協総会、三木首相退陣後の後継総裁候補を福田赳夫に一本化。
11月
11月5日 - 福田赳夫副総理・経企庁長官が辞任。
11月10日 - 昭和天皇御在位50年式典挙行。
12月
12月5日 - 第34回衆議院議員総選挙投票。
自由民主党249議席、日本社会党123議席、公明党55議席、民社党29議席、日本共産党17議席、新自由クラブ17議席、無所属21議席(保守系無所属8人が自民党に入党し、自民党は辛くも過半数を確保)。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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