1976年モントリオールオリンピックにおける柔道競技(1976ねんモントリオールオリンピックのじゅうどうきょうぎ)は、1976年7月26日から7月31日までの競技日程で実施された。 実施されたのは1972年ミュンヘンオリンピックと同じ男子のみの6階級であった。前回大会までは予選で一度敗れても敗者復活戦を勝ち上がれば優勝できるシステムとなっており、ミュンヘンオリンピックでは実際に中量級の関根忍、軽重量級のショータ・チョチョシビリ、無差別のウィレム・ルスカの3名がその恩恵を受けることになった。その後、このシステムに対して疑問が投げかけられたことで、1975年にIJFは途中で負けた選手は最高でも3位にまでしかなれないようにルール改正を行った[1]。 階級金銀銅
概要
競技結果
63kg以下級 ヘクター・ロドリゲス
キューバ (CUB) 張銀景
韓国 (KOR) フェリーチェ・マリアーニ
イタリア (ITA)
トゥンチク・ヨージェフ
ハンガリー (HUN)
70kg以下級 ウラジミール・ネフゾロフ
ソビエト連邦 (URS) 蔵本孝二
日本 (JPN) マリアン・タワイ
ポーランド (POL)
パトリック・ビアール
フランス (FRA)
80kg以下級 園田勇
日本 (JPN) ワレリー・ドボイニコフ
ソビエト連邦 (URS) スラフコ・オバドフ
ユーゴスラビア (YUG)
朴英哲
韓国 (KOR)
93kg以下級 二宮和弘
日本 (JPN) ラマズ・ハルシラーゼ
ソビエト連邦 (URS) ヨルグ・ロースリスベルガー
スイス (SUI)
デビッド・スターブルック
イギリス (GBR)
93kg超級 セルゲイ・ノヴィコフ
ソビエト連邦 (URS) ギュンター・ノイロイター