1976年の読売ジャイアンツ
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1976年の読売ジャイアンツ
成績
日本シリーズ敗退
3勝4敗(対
阪急[1]
セントラル・リーグ優勝
76勝45敗9分 勝率.628[2]
本拠地
都市東京都文京区
球場
後楽園球場

球団組織
オーナー正力亨
経営母体読売新聞グループ本社
監督長嶋茂雄
≪ 19751977 ≫

1976年の読売ジャイアンツでは、1976年における読売ジャイアンツの動向をまとめる。

この年の読売ジャイアンツは、長嶋茂雄監督の2年目のシーズンである。
目次

1 概要

2 チーム成績

2.1 レギュラーシーズン

2.2 日本シリーズ


3 個人成績

3.1 投手成績

3.2 主な打撃成績


4 オールスターゲーム1976

5 できごと

6 入団・退団

6.1 シーズン開幕前


7 選手・スタッフ

8 表彰選手

9 ドラフト

10 脚注

10.1 注釈

10.2 出典


概要

前年、球団創設以来初の最下位に終わった巨人は積極的に選手の入れ替えを行い日本ハムから張本勲太平洋から加藤初伊原春樹阪急から水谷孝広島から小俣進を獲得。張本が左翼を守るため、前年まで左翼手だった高田繁を三塁にコンバートし、前年三塁守備で苦しんだデーブ・ジョンソンは本職の二塁に回った。シーズンが始まると阪神がスタートダッシュに成功し、4月だけで貯金を9つ重ねたのに対して巨人は4つと出遅れたが、5月に14連勝すると一気に首位に踊り出て、巨人を微差で阪神が追う展開が7月まで続いた。8月に阪神が大きく負け越したのに対して巨人が13連勝し突き放したことから8月終了時には巨人の優勝が確実視されるようになった。しかし、9月に入ると阪神が息を吹き返し巨人を猛追、最終盤まで優勝の行方が解らなくなった。最後まで阪神が好調を維持し、巨人がシーズン最終戦に敗れると、阪神にマジック4(残り4試合)が点灯する状況まで追い込まれたが、最終戦で巨人が勝利し、3年ぶりの優勝に輝いた[3]日本シリーズでは阪急にV9時代と比べ大味な野球を突かれ3連敗で王手をかけられるがそこから意地を見せ、第6戦では7点差をひっくり返しての逆転勝利で逆王手をかけるが、第7戦は足立光宏の執念の投球の前に屈し3年ぶりの日本一はならなかった[4]
チーム成績
レギュラーシーズン

開幕オーダー1中柴田勲
2三高田繁
3左張本勲
4一王貞治
5右淡口憲治
6二ジョンソン
7捕矢沢正
8遊河埜和正
9投堀内恒夫

1976年セントラル・リーグ順位変動順位4月終了時5月終了時6月終了時7月終了時8月終了時9月終了時最終成績
1位阪神--巨人--巨人--巨人--巨人--巨人--巨人--
2位巨人3.5阪神2.0阪神4.0阪神3.0広島8.5阪神3.5阪神2.0
3位中日6.0広島9.0広島9.0広島9.5阪神8.5広島15.5広島14.0
4位ヤクルト7.0中日11.5中日12.5中日14.5中日17.0中日19.0中日21.5
5位広島7.0ヤクルト14.0ヤクルト19.5ヤクルト19.0ヤクルト22.5ヤクルト23.0ヤクルト23.5
6位大洋9.5大洋19.5大洋23.0大洋28.0大洋32.5大洋34.0大洋37.0

1976年セントラル・リーグ最終成績順位球団勝率
優勝読売ジャイアンツ76459.628-
2位阪神タイガース724513.6152.0
3位広島東洋カープ615811.51314.0


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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