1975年のワールドシリーズ
[Wikipedia|▼Menu]

1975年ワールドシリーズ

チーム勝数
シンシナティ・レッズNL)4
ボストン・レッドソックスAL)3

シリーズ情報
試合日程10月11日?22日
観客動員7試合合計:30万8272人
1試合平均:04万4039人
MVPピート・ローズ(CIN)
ALCSBOS 3?0 OAK
NLCSCIN 3?0 PIT
殿堂表彰者スパーキー・アンダーソン(CIN監督)
ジョニー・ベンチ(CIN捕手)
ジョー・モーガン(CIN内野手)
トニー・ペレス(CIN内野手)
カールトン・フィスク(BOS捕手)
カール・ヤストレムスキー(BOS外野手)
チーム情報
シンシナティ・レッズ(CIN)
シリーズ出場3年ぶり7回目
GMボブ・ホーサム
監督スパーキー・アンダーソン
シーズン成績108勝54敗・勝率.667
NL西地区優勝
分配金選手1人あたり1万9060.45ドル[1]

ボストン・レッドソックス(BOS)
シリーズ出場8年ぶり8回目
GMディック・オコンネル
監督ダレル・ジョンソン
シーズン成績095勝65敗・勝率.594
AL東地区優勝
分配金選手1人あたり1万3325.86ドル[1]
全米テレビ中継
放送局NBC
実況カート・ガウディ(第1・3・5・7戦)
ジョー・ガラジオーラ・シニア(第2・4・6戦)
解説トニー・クーベック(全試合)
ディック・ストックトン(第1・6戦)
ネッド・マーティン(第2・7戦)
マーティー・ブレナマン(第3?5戦)
平均視聴率28.3%(前年比3.1ポイント上昇)[2]
ワールドシリーズ

 < 19741976 > 

1975年の野球において、メジャーリーグベースボール(MLB)優勝決定戦の第72回ワールドシリーズ英語: 72nd World Series)は、10月11日から22日にかけて計7試合が開催された。その結果、シンシナティ・レッズナショナルリーグ)がボストン・レッドソックスアメリカンリーグ)を4勝3敗で下し、35年ぶり3回目の優勝を果たした。

両チームの対戦はシリーズ史上初めて。サヨナラゲームが2試合あったのは1924年以来史上2度目であるほか、9回に同点または勝ち越しの試合が3試合、1点差試合が5試合を数えるなど接戦続きだった[3]。今シリーズは史上屈指の名勝負として高く評価されている[4]シリーズMVPには、第2戦から6試合連続安打を記録し第7戦の7回表に同点適時打を放つなど、7試合で打率.370・2打点OPS.966という成績を残したレッズのピート・ローズが選出された。

MLBにおいて指名打者(DH)制度は、1973年にアメリカンリーグでのみ導入された。しかしワールドシリーズでは、同年から今回までの3年間、DH制は一切採用されていない[5]
試合結果

1975年のワールドシリーズは10月11日に開幕し、途中に移動日と雨天順延を挟んで12日間で7試合が行われた。日程・結果は以下の通り。

日付試合ビジター球団(先攻)スコアホーム球団(後攻)開催球場
10月11日(土)第1戦シンシナティ・レッズ0?6ボストン・レッドソックスフェンウェイ・パーク.mw-parser-output .locmap .od{position:absolute}.mw-parser-output .locmap .id{position:absolute;line-height:0}.mw-parser-output .locmap .l0{font-size:0;position:absolute}.mw-parser-output .locmap .pv{line-height:110%;position:absolute;text-align:center}.mw-parser-output .locmap .pl{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:right}.mw-parser-output .locmap .pr{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:left}.mw-parser-output .locmap .pv>div{display:inline;padding:1px}.mw-parser-output .locmap .pl>div{display:inline;padding:1px;float:right}.mw-parser-output .locmap .pr>div{display:inline;padding:1px;float:left}
フェンウェイ・パークリバーフロント・
スタジアム

10月12日(日)第2戦シンシナティ・レッズ3?2ボストン・レッドソックス
10月13日(月)移動日
10月14日(火)第3戦ボストン・レッドソックス5?6xシンシナティ・レッズリバーフロント・スタジアム
10月15日(水)第4戦ボストン・レッドソックス5?4シンシナティ・レッズ
10月16日(木)第5戦ボストン・レッドソックス2?6シンシナティ・レッズ
10月17日(金)移動日
10月18日(土)第6戦雨天順延フェンウェイ・パーク
10月19日(日)第6戦雨天順延
10月20日(月)第6戦雨天順延
10月21日(火)第6戦シンシナティ・レッズ6?7xボストン・レッドソックス
10月22日(水)第7戦シンシナティ・レッズ4?3ボストン・レッドソックス
優勝:シンシナティ・レッズ(4勝3敗 / 35年ぶり3度目)

第1戦 10月11日

映像外部リンク
MLB.comによる動画(英語)
7回表、デーブ・コンセプシオンの左前に落ちそうな打球を左翼手カール・ヤストレムスキーが好捕でアウトに(42秒)

7回裏、レッドソックス打線が一挙6点を先制(2分23秒)
レッドソックス先発投手ルイス・ティアントが完封勝利を挙げる(1分12秒)


フェンウェイ・パークマサチューセッツ州ボストン


 123456789RHE
シンシナティ・レッズ000000000050
ボストン・レッドソックス00000060X6120

ルイス・ティアント(1勝)  :ドン・ガレット(1敗)  

審判
[球審]アート・フランツ(AL)
[塁審]一塁: ニック・コロシ(NL)、二塁: ラリー・バーネット(AL)、三塁: ディック・ステーロ(NL)
[外審]左翼: ジョージ・マロニー(AL)、右翼: サッチ・デビッドソン(NL)

昼間試合 試合時間: 2時間27分 観客: 3万5205人
詳細: MLB.com Gameday / Baseball-Reference.com

両チームの先発ラインナップシンシナティ・レッズボストン・レッドソックス
打順守備選手打席D・ガレットJ・ベンチT・ペレスJ・モーガンP・ローズD・コンセプシオンG・フォスターC・ジェロニモK・グリフィー打順守備選手打席L・ティアントC・フィスクC・クーパーD・ドイルR・ペトロセリR・バールソンC・ヤスト


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:140 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef