1973年
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1973年の映画（1973ねんのえいが）では、1973年（昭和48年）の映画分野の動向についてまとめる。目次

1 出来事

1.1 世界

1.2 日本


2 周年

3 日本の映画興行

4 各国ランキング

4.1 日本配給収入ランキング

4.2 北米興行収入ランキング


5 日本公開映画

6 受賞

7 誕生

8 死去

9 脚注

9.1 注釈

9.2 出典


10 参考文献

11 外部リンク

出来事「1973年#できごと」も参照
世界

8月31日 - 映画監督ジョン・フォード（79歳）死去[1][2]。

9月20日 - MGM、映画配給業務の中止と製作規模の縮小を発表[3]。

日本

1月

1月7日 - 大蔵省、映画の入場税1000円以下現行10パーセントを5パーセントへ軽減を4月1日から実施すると内定[4]。国会の遅延により4月27日より実施[5]。

1月13日 - 東映、深作欣二監督『仁義なき戦い』公開され、「仁義なき戦い」シリーズを含む実録路線が始まる[6][7][注 1]。

1月15日 - 有吉佐和子のベストセラー『恍惚の人』の映画化（豊田四郎監督）されてヒット[4]。


2月

東宝、東京・新宿東宝会館が電気使用合理化優秀者として東宝初の「通産省局長賞」受賞[4]。

2月7日 - 東映、日拓に東映フライヤーズを譲渡[8][9]。


3月

文化庁の第1回優秀映画奨励金に次の10作品が選ばれ、各映画に1000万円が交付[6]。『忍ぶ川』・『軍旗はためく下に』・『海軍特別年少兵』・『故郷』・『恍惚の人』・『男はつらいよ 寅次郎夢枕』・『旅の重さ』・『讃歌』・『夏の妹』・『青幻記 遠い日の母は美しく』[6]。

松竹、浪花座の2分割工事が完了し、浪花座と大阪ピカデリー劇場がオープン[2]。


4月

黒澤明監督がソ連の資金で映画『デルス・ウザーラ』の製作を開始する[6]。

4月4日 - 劇作家・菊田一夫（66歳）死去[2][10][5]。