1972年の映画
7月26日 - MGMと20世紀フォックス、日英伊仏を除く全世界で配給機構の合併を発表[5]。
月日不詳
喜劇王チャールズ・チャップリン、20年ぶり米国に帰国[2]。
日本「1972年の日本#できごと」も参照
1月
警視庁、上映中の日活ロマンポルノ『恋の狩人』・『牝猫の匂い』・『女学生芸者』の3本を猥褻容疑で押収[6][7]。9月9日、監督・映倫審査員ら起訴[6](日活ロマンポルノ事件)。(1980年7月、東京高裁で全員無罪[6]。)
昭和46年度全国映画館数2974館(前年比272館減)で3000館を割る、入場者数2億1675万人(前年比85.1%)、興行収入は792億8000万円(前年比96.1%)[1][8]。
三和興行、ビルの再開発に伴い、東京・新宿東宝ビルに収容の4館(新宿東宝劇場、新宿スカラ座〈旧・新宿セントラル〉、新宿メトロ劇場〈旧・新東地下劇場〉、シネマ新宿)、宮城県・仙台日乃出会館に収容の3館(仙台日乃出劇場、日乃出地下劇場、日乃出五階劇場)を閉館[1]。
大映第一フィルムが元の名称である「東京第一フィルム」に改称[1]。
1月15日 - 東宝系に初お目見えした勝プロダクション作品『座頭市御用旅』[9] / 『子連れ狼 子を貸し腕貸しつかまつる』[10]がヒット[11]。
2月
2月3日 - 札幌冬季オリンピック開催(13日まで)[7]。
2月15日 - 海賊版防止用「シルバーグレー・カセット」規格化[1]。
3月
成人ビデオ倫理自主規制懇談会(旧ビデ倫)設立[1]。
ソニー、Uマチック方式ビデオカセットレコーダー発売〔VO-1700〕[1][12]。
3月4日 - 藤純子(現・富司純子)引退記念映画『関東緋桜一家』(マキノ雅弘監督、併映は『夜のならず者』[13])封切、各劇場は正月を上回るヒット[14][1]。
3月16日 - 東宝、記録映画『札幌オリンピック』の全世界配給の契約を日本オリンピック委員会と交わす[7]。国内配給は東宝、海外輸出は東宝国際[1]。
3月18日 - 東映まんがまつり封切、『ながぐつ三銃士』(演出:勝間田具治)に『仮面ライダー対ショッカー』などを併映[14]。
3月31日 - 日本映画産業振興協会解散[1]。
4月
4月5日 - 日本テレビ系列『水曜ロードショー』放映開始[1]。
4月8日 - ヘンリー・小谷(キャメラマン・監督、84歳)死去[15][16][1]。
5月
月刊『ロードショー』創刊[17][18]。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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