1972年 全豪オープン(1972ねんぜんごうオープン、Australian Open 1972)は、オーストラリア・メルボルン市内にある「クーヨン・テニスクラブ」にて、1971年12月27日から1972年1月3日まで開催された。
大会の流れ
本年度の全豪オープンは、1971年と1972年の年末年始をまたいで行われた。決勝戦の日が年始の1月3日であったことから、1972年の年頭開催大会として扱う。
この年から、大会会場がメルボルン市内にある「クーヨン・テニスクラブ」に定着した。1971年までは、大会開催都市はメルボルン・アデレード・ブリスベン・シドニーを回り持ちしていた。
男子シングルスは「50名」の選手による6回戦制で行われ、シード選手12名と他の2名の選手に「1回戦不戦勝」(抽選表では“Bye”と表示)があった。男子シード選手の初戦敗退は「2回戦=初戦」と表記する。女子シングルスは「32名」の選手による5回戦制で、シード選手は8名であった。
混合ダブルスは、1970年から1985年まで競技の実施が中止されていた。したがって、記事中の「決勝戦の結果」に混合ダブルスはなく、4部門のみの記載になる。
シード選手
男子シングルス
ジョン・ニューカム (ベスト8)
ケン・ローズウォール (優勝、2年連続4度目)
ジョン・アレクサンダー (3回戦)
アレックス・メトレベリ (ベスト4)
オーウェン・デビッドソン (2回戦=初戦)
(大会開始前に棄権)
コリン・ディブリー
準々決勝
マルコム・アンダーソン vs. ジョン・ニューカム 2-6, 6-3, 6-4, 3-6, 9-7
アレックス・メトレベリ vs. ジョン・クーパー