1971年の相撲
8月11日 - 秀ノ山監事(元関脇笠置山)が死去、60歳[5][4]。
8月17日 - 高砂理事(元横綱前田山)が死去、57歳[5][4]。
8月23日 - 振分(元横綱朝潮)が高砂を襲名[5][4]。
8月31日 - 立田川(元横綱鏡里)が時津風から独立し、立田川部屋創設[5][4]。
10月11日 - 現役横綱の玉の海が27歳で死去[7][4]。
11月 - 横綱北の富士・大関大麒麟がそれぞれ11月場所前に暴力団員と交流を持っていたことが報じられる[8]。
11月17日 - 中学生力士の地方場所出場が問題となり、武蔵川理事長が文部省(現・文部科学省)に詫びる。11月場所中に中学生力士は東京へ戻ることになった[7][4]。
12月1日 - 力士と暴力団とのかかわり、八百長が疑われる内容の相撲の横行、力士の健康問題等、国会で日本相撲協会の体質について疑義が呈された[9][10]。
12月4日 - 12月1日の国会質疑を受けて開催された緊急理事会において、中学生力士の入門禁止を決める。すでに入門している中学生力士については、卒業まで東京場所の日曜日・祝日のみの出場とする。また、翌年1月場所より相撲競技監察委員会の設置を決めた[7][4][11]。
12月20日?12月22日 - 3日間にわたって開催された理事会において、公傷制度の発足、行司の年功序列制を廃止し成績考課を導入すること等を決定[7][4][12]。
12月24日 - 東京都江東区に大鵬部屋が完成、土俵開きが行われる[7][13]。
12月25日 - 序ノ口格の1人を除く行司30人が、先の協会改革案に反発し一斉に辞表を提出。協会側との交渉により翌日に辞表は撤回[14]。
本場所
一月場所(蔵前国技館・10日?24日)幕内最高優勝 : 大鵬幸喜(14勝1敗,32回目) 敢闘賞-陸奥嵐、技能賞-大受十両優勝 : 白田山秀敏(11勝4敗)
三月場所(大阪府立体育館・14日?28日)幕内最高優勝 : 玉の海正洋(14勝1敗,5回目) 殊勲賞-大受、敢闘賞-福の花、技能賞-貴ノ花十両優勝 : 長浜広光(12勝3敗)
五月場所(蔵前国技館・9日?23日)幕内最高優勝 : 北の富士勝昭(15戦全勝,6回目) 殊勲賞-貴ノ花、敢闘賞-輪島、技能賞-大受十両優勝 : 大潮憲司(11勝4敗)
七月場所(愛知県体育館・4日?18日)幕内最高優勝 : 玉の海正洋(来場所後に現役中に亡くなる)(15戦全勝,6回目) 殊勲賞-貴ノ花、敢闘賞-義ノ花、技能賞-黒姫山十両優勝 : 吉王山修(13勝2敗)
九月場所(蔵前国技館・12日?26日)幕内最高優勝 : 北の富士勝昭(15戦全勝,7回目) 殊勲賞-長谷川、敢闘賞-三重ノ海、技能賞-貴ノ花十両優勝 : 旭國武雄(12勝3敗)
十一月場所(福岡スポーツセンター・14日?28日)幕内最高優勝 : 北の富士勝昭(13勝2敗,8回目) 殊勲賞-黒姫山、敢闘賞-輪島、富士櫻、技能賞-三重ノ海十両優勝 : 北瀬海孝雪(11勝4敗)
年間最優秀力士賞:玉の海正洋(68勝7敗)
年間最多勝:北の富士勝昭(73勝17敗)
誕生
1月3日 - 若隼人幸治(最高位:十両3枚目、所属:宮城野部屋)[15]
1月20日 - 若乃花勝(第66代横綱、所属:藤島部屋→二子山部屋)[16]
1月21日 - 大倭東洋(最高位:十両12枚目、所属:入間川部屋、+ 2015年【平成27年】)[17]
1月27日 - 巴富士俊英(最高位:小結、所属:九重部屋)[18]
2月8日 - 琴三(幕内呼出、所属:佐渡ヶ嶽部屋)
2月18日 - 皇司信秀(最高位:前頭4枚目、所属:入間川部屋、年寄:若藤)[19]
2月18日 - 床門(一等床山、所属:放駒部屋→芝田山部屋)
3月26日 - 嵐立磨(最高位:十両10枚目、所属:九重部屋)[20]
3月27日 - 武哲山剛(最高位:十両11枚目、所属:武蔵川部屋、+ 2013年【平成25年】)
5月2日 - 武蔵丸光洋(第67代横綱、所属:武蔵川部屋、年寄:武蔵川)[21]
5月10日 - 床豪(一等床山、所属:尾車部屋→押尾川部屋)
6月6日 - 虎伏山義幸(最高位:幕下2枚目、所属:三保ヶ関部屋、若者頭:虎伏山)[22]
6月19日 - 朝乃涛誠(最高位:十両3枚目、所属:若松部屋)
7月22日 - 砂浜正二(最高位:十両5枚目、所属:高砂部屋)
9月27日 - 武哲山剛(最高位:十両11枚目、所属:武蔵川部屋、+ 2013年【平成25年】)[23]
10月27日 - 貴ノ浪貞博(最高位:大関、所属:藤島部屋→二子山部屋→貴乃花部屋、+ 2015年【平成27年】)[21]
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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