この記事での日付は特記のない限り協定世界時によるものです。
1971年の台風
軌跡の地図
最初の台風発生1月9日
最後の台風消滅11月16日
最も強かった
台風台風35号
1971年の台風(1971ねんのたいふう、太平洋北西部で発生した熱帯低気圧)のデータ。
この年は台風が早いペースで発生していたため、台風8号から26号までの全ての番号の台風と、台風6号・28号・30号・32号・33号が、それぞれ同じ番号を持つ他のどの年の台風よりも、1951年からの統計史上最も早い日時に発生した。その影響もあり、年間の台風発生数は36個とかなり多くなり[1]、統計史上1967年の39個に次いで、2番目に多い記録である(1994年と並ぶ)。
日本には13個の台風が接近したが、うち4個が本土に上陸した[2]。8月の台風23号は、8月としては過去最強の勢力で上陸して被害をもたらした。 台風の年間発生数発生数が多い年発生数が少ない年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年間 197101・01W トロピカル・ストーム (SSHWS) 197102・02W・ベベン トロピカル・ストーム (SSHWS) 197103・03W・カリン カテゴリー2 タイフーン (SSHWS) 197104・04W・ディディン カテゴリー1 タイフーン (SSHWS) 197105・05W カテゴリー5 スーパー タイフーン (SSHWS) 197106・06W・イタン トロピカル・ストーム (SSHWS) 台風6号としては、統計史上最も早い日時に発生した。 197107・07W・ジェニン トロピカル・ストーム (SSHWS) 197108・08W・ヘルミン カテゴリー2 タイフーン (SSHWS) 台風8号としては、統計史上最も早い日時に発生した[3]。また、5月に台風8号が発生したのは、この年のみである。 197109・09W・アイシン トロピカル・ストーム (SSHWS)
台風の発生数
順位年発生数順位年発生数
11967年
21994年 1971年3621998年16
41966年3532023年17
51964年3441969年19
61989年 1974年 1965年3252011年 2003年 1977年 1975年
1973年 1954年 1951年21
92013年 1992年 1988年 1972年
1958年31
月別の台風発生数
113428564236
各熱帯低気圧の活動時期
「台風」に分類されている熱帯低気圧
台風1号(サラ)
発生期間1/9 ? 1/12
ピーク時の強さ50 kt (1分間平均)
990 hPa
台風2号(セルマ)
発生期間3/18 ? 3/21
ピーク時の強さ45 kt (1分間平均)
994 hPa
台風3号(ヴェラ)
発生期間4/12 ? 4/19
ピーク時の強さ90 kt (1分間平均)
965 hPa
台風4号(ワンダ)
発生期間4/23 ? 5/3
ピーク時の強さ75 kt (1分間平均)
980 hPa
台風5号(エイミー)
発生期間4/30 ? 5/7
ピーク時の強さ150 kt (1分間平均)
890 hPa
台風6号(ベイブ)
発生期間5/3 ? 5/7
ピーク時の強さ55 kt (1分間平均)
990 hPa
台風7号(カーラ)
発生期間5/19 ? 5/22
ピーク時の強さ50 kt (1分間平均)
995 hPa
台風8号(ダイナ)
発生期間5/25 ? 5/30
ピーク時の強さ90 kt (1分間平均)
960 hPa
台風9号(エマ)
Size:69 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
担当:undef