1969年の映画
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昭和43年度全国映画館数3814館(前年比305館減)、入場者数3億1339万人(前年比93.5%)、興行収入820億2600万円(前年比103.9%)[8][9]。
1月16日 - 外配協(外国映画輸入配給協会)、NCC(ニュー・シネマ・コーポレーション)[注 1]の新加入を承認[8]。
1月31日 - 日活、日活調布撮影所の一部を2年後に引渡しの条件で電気通信共済会〔現・NTTグループの共済会〕に売却[8]。
2月
独立プロの『橋のない川』(今井正監督)がヒット[10]。スタープロ製作映画、三船プロダクション『風林火山』(3月公開)と石原プロモーションの『栄光への5000キロ』(7月公開)も共にヒット[10]。
2月8日 - 東映ニュース第471号、第23回毎日映画コンクールでニュース映画賞受賞[11]。
3月
前年12月に黒澤明監督が解任されたアメリカ戦争映画『トラ・トラ・トラ!』に舛田利雄、深作欣二両監督が起用される[10]。
3月18日 - 東映、『長靴をはいた猫』を含む『東映まんがまつり』を公開し[12]、契約館115館中91館が過去の「まんが週間」の記録を更新する大ヒット[13][14]。これにより、『東映まんがまつり』が定着した[14]。
3月26日 - 新日本興業が「東急レクリエーション」と改称[8]。
3月27日 - 東宝作品の海外輸出を主業務に、東宝国際設立[8]。
4月
4月1日
消防法改正施行、防炎規制開始[8]。
UHFテレビ12局、本放送開始[8]。
4月10日 - ウォルト・ディズニー映画が「ブエナ・ビスタ映画会社」と改称[8]。
5月
フジテレビ・ドラマの映画化『若者は行く -続若者たち-』がヒット[10]。
5月1日 - 東京有楽町・東宝ツインタワービル竣工[8]。
5月7日 - 東京国立近代美術館完成[8]。
5月14日 - 日本初の超高層ビル「霞が関ビル」をテーマにした劇映画『超高層のあけぼの』(東映、鹿島建設、日本技術映画社)封切、ヒット[11]。
6月
日本ヘラルド映画と虫プロダクション提携第1作目の長編アニメ『千夜一夜物語』が公開[10]。
6月9日 - 東宝、自動映写装置ファスコン第1号機を東京・みゆき座に設置した[15]。
7月
黒澤明、木下惠介、市川崑、小林正樹ら4監督が「四騎の会」結成[10]。
7月2日 - 映画監督・成瀬巳喜男(63歳)死去[16][15]。
7月17日 - 俳優・市川雷蔵(37歳)死去[16][15]。
8月
松竹、山田洋次監督・渥美清主演映画『男はつらいよ』第1作公開[10][16]、大ヒット[16]。
国税庁、昭和43年(1968年)の全国映画館興行成績を発表、入場者数3億1300万人・興行収入820億円[15]。
9月
FOXムービートーン・ニュースが配給業務を中止、外国資本の劇場用ニュース全廃[8]。
10月
ソニー、ビデオカセット開発[17][18]。
10月31日 - 東京・新宿区歌舞伎町の新宿東宝会館が落成、同ビル収容の映画館・新宿プラザ劇場もオープン[15]。
11月
11月30日 - 大阪・阪急プラザ劇場新築オープン[19]。
12月
全興連、「入場税に対する請願」を国会に提出[8]。
静岡県磐田市、総合娯楽施設「日活ゴールデンハイツ」内にドライブインシアター開場[20]。
12月1日 - オール東映タレント募集開始[11]。
12月21日 - 名古屋・名宝会館が改築オープン、同ビル収容の4映画館、名古屋宝塚劇場・名宝スカラ座・名宝文化劇場・名宝シネマもリニューアルオープン[19]。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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