1968年の自転車競技
前年の1967年に当選した、美濃部亮吉・東京都知事の都営ギャンブル廃止表明を受け、後楽園競輪場での日本選手権競輪開催は当年限りで終了。その後、後楽園競輪場は1972年をもって休止されることになる。
4月11日の川崎競輪開設記念決勝において、本命視されていた笹田伸二がトップを引く羽目になったことから、スタート時点で場内は騒然となり、レース後、大掛かりな暴動、焼き討ち事件にまで発展してしまった。
主な成績
メキシコシティオリンピック「1968年メキシコシティーオリンピックの自転車競技」を参照
ロードレース
ブエルタ・ア・エスパーニャ:4月25日?5月12日
総合優勝:フェリーチェ・ジモンディ( イタリア、サルヴァラニ) 78時間29分00秒
ポイント賞:ヤン・ヤンセン( オランダ)
山岳賞:フランシスコ・ガビカ( スペイン)
ジロ・デ・イタリア:5月20日?6月12日
総合優勝:エディ・メルクス( ベルギー、ファーマ) 108時間42分27秒
ポイント賞:エディ・メルクス( ベルギー)
山岳賞:エディ・メルクス( ベルギー)
ツール・ド・フランス:6月27日?7月21日
総合優勝:ヤン・ヤンセン( オランダ、ベルフォース) 133時間49分42秒
ポイント賞:フランコ・ビトッシ( イタリア)
山岳賞:アウレリオ・ゴンサレス( スペイン)
世界選手権・プロロードレース:9月1日、 イタリア・イーモラ
優勝:ヴィットリオ・アドルニ( イタリア) 7時間29分39秒
ミラノ?サンレモ:3月19日
優勝:ルディ・アルティヒ( 西ドイツ)
ロンド・ファン・フラーンデレン:3月30日
優勝:ワルテル・ホデフロート( ベルギー)
パリ?ルーベ:4月7日
優勝:エディ・メルクス( ベルギー)
リエージュ?バストーニュ?リエージュ:4月28日
優勝:ヴァレル・ファン・スウェーヴェルト( ベルギー)
ジロ・ディ・ロンバルディア:10月12日
優勝:ヘルマン・ファンスプリンヘル( ベルギー)
スーパープレスティージュ
優勝:ヘルマン・ファンスプリンヘル( ベルギー)
トラックレース
世界選手権自転車競技大会「世界選手権自転車競技大会トラックレース1968」を参照
競輪
秩父宮妃賜杯競輪:決勝日・2月27日 西武園競輪場
優勝:高原永伍(神奈川)
オールスター競輪:決勝日:5月8日 一宮競輪場
優勝:伊藤繁(神奈川)
高松宮賜杯競輪:決勝日・6月4日 大津びわこ競輪場
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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