1964年の音楽(1964ねんのおんがく)では、1964年(昭和39年)の音楽分野に関する動向を記述する。
出来事
ザ・フーのピート・タウンゼントは、レイルウェイでの演奏中に、ステージ上の低い天井で誤ってギターを折ってしまった。この事件は、ステージ上でギターやドラムを破壊するパフォーマンスの始まりを告げた。
マリアンヌ・フェイスフルの歌手としてのキャリアは、ザ・ローリング・ストーンズのメンバーによって書かれた彼女のシングル「アズ・ティアーズ・ゴー・バイ」のリリースから始まった[1]。
ローリング・ストーンズが初の全米ツアーを開始した。
12月31日 - 第15回NHK紅白歌合戦
ビートルズが「ビルボード」誌のシングル・チャートのトップ5を独占[注 1]。
この年のビルボード年間チャートのベスト3は以下のとおり。
ビートルズ 「抱きしめたい」
ビートルズ 「シー・ラヴズ・ユー」
ルイ・アームストロング 「ハロー・ドーリー!」
洋楽シングル
ビートルズ 「ア・ハード・デイズ・ナイト」「アイ・フィール・ファイン」「キャント・バイ・ミー・ラヴ」
ローリング・ストーンズ 「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」
ロイ・オービソン 「オー・プリティ・ウーマン」
アニマルズ 「朝日のあたる家」
キンクス 「ユー・リアリー・ガット・ミー」「オール・オブ・ザ・ナイト」
テンプテーションズ 「ザ・ウェイ・ユー・ドゥ・ザ・シングズ・ユー・ドゥ」
メリー・ウェルズ 「マイ・ガイ」
スプリームス 「愛はどこへ行ったの」「ベイビー・ラヴ」「カム・シー・アバウト・ミー」
ピーター&ゴードン 「愛なき世界」「アイ・ゴー・トゥ・ピーセス」
ムーディー・ブルース 「ゴー・ナウ」
サーチャーズ 「ピンと針」
ボビー・ソロ 「ほほにかかる涙」
マリアンヌ・フェイスフル 「涙あふれて」
ペトゥラ・クラーク 「恋のダウンタウン」
マンフレッド・マン 「ドゥ・ワ・ディディ・ディディ」
アストラッド・ジルベルト 「イパネマの娘」(ブラジル)
ボビー・ヴィントン 「ミスター・ロンリー」
エルヴィス・プレスリー 「ラスベガス万才」
ディオンヌ・ワーウィック 「ウォーク・オン・バイ」「ア・ハウス・イズ・ノット・ア・ホーム」
ダスティ・スプリングフィールド 「ウィッシン・アンド・ホーピン」
アーマ・トーマス 「ブレイクアウェイ」
ザ・ロネッツ 「恋の雨音」
ジリオラ・チンクェッティ 「夢みる想い」(イタリア)
ミーナ 「砂に消えた涙」(イタリア)
ディキシー・カップス 「愛のチャペル」
キング・カーティス 「ソウル・セレナーデ」
チャック・ベリー 「ユー・ネヴァー・キャン・テル」
シャングリラス 「黒いブーツでぶっとばせ!」「がっちりキスしよう」
ライチャス・ブラザーズ 「ふられた気持」
シルヴィ・ヴァルタン 「アイドルを探せ」(フランス)
ゲイル・ガーネット 「太陽に歌って」
ハニーカムズ 「ハヴ・アイ・ザ・ライト」
チャド&ジェレミー 「そよ風のキッス」
ゼム 「グローリア」
シャーリー・バッシー 「ゴールドフィンガー」
アップルジャックス 「ライク・ドリーマーズ・ドゥ」
フォー・シーズンズ 「悲しき朝やけ」「悲しきラグ・ドール」
マーサ&ザ・ヴァンデラス 「ダンシング・イン・ザ・ストリート」
ドリフターズ 「渚のボードウォーク」
フォー・トップス 「ベイビー・アイ・ニード・ユア・ラヴィング」
ゾンビーズ 「シーズ・ノット・ゼア」
ハーマンズ・ハーミッツ 「朝からゴキゲン」
ジェリー&ザ・ペースメイカーズ 「マージー河のフェリーボート」
ローン・グリーン 「リンゴー」
ダイアン・リネイ 「ネイビー・ブルー」
ミリー・スモール 「マイ・ボーイ・ロリポップ」
トミー・タッカー 「ハイ・ヒール・スニーカーズ」
ナッシュヴィル・ティーンズ 「タバコ・ロード」
アル・ハート 「ジャワの夜は更けて」