1960年 全米選手権(1960ねんぜんべいせんしゅけん)に関する記事。
大会の流れ
1881年から1967年まで、全米選手権は各部門が個別の名称を持ち、大会会場も別々のテニスクラブで開かれた。これが他の3つのテニス4大大会と大きく異なる点である。
男子シングルス 名称:全米シングルス選手権(U.S. National Singles Championship)/会場:ニューヨーク市クイーンズ区フォレストヒルズ、ウエストサイド・テニスクラブ (1924年-1977年)
女子シングルス 名称:全米女子シングルス選手権(U.S. Women's National Singles Championship)/会場:フォレストヒルズ、ウエストサイド・テニスクラブ (1921年-1977年)
男子ダブルス 名称:全米ダブルス選手権(U.S. National Doubles Championship)/会場:マサチューセッツ州ボストン市、ロングウッド・クリケット・クラブ (1946年-1967年まで)
女子ダブルス 名称:全米女子ダブルス選手権(U.S. Women's National Doubles Championship)/会場:ボストン、ロングウッド・クリケット・クラブ (1946年-1967年まで)
混合ダブルス 名称:全米混合ダブルス選手権(U.S. Mixed Doubles Championship)/会場:フォレストヒルズ、ウエストサイド・テニスクラブ (1942年-1977年)
1967年までは、男子ダブルス・女子ダブルスの2部門がボストンの「ロングウッド・クリケット・クラブ」で開かれ、他の3部門(男女シングルス・混合ダブルス)はフォレストヒルズで行われた。
シード選手
男子シングルス
ニール・フレーザー (優勝、大会2連覇)
ロッド・レーバー (準優勝)
バリー・マッケイ
準々決勝
ロッド・レーバー vs. ボビー・ウィルソン 9-7, 6-1, 6-3
アール・ブックホルツ
準決勝 準々決勝 準決勝
ロッド・レーバー vs. アール・ブックホルツ 4-6, 5-7, 6-4, 6-2, 7-5
ニール・フレーザー vs. デニス・ラルストン 11-9, 6-3, 6-2
女子シングルス
マリア・ブエノ vs. ナンシー・リッチー 6-2, 6-4
クリスティン・トルーマン vs. バーニス・ブコビッチ 6-3, 6-3
ドナ・フロイド vs. アン・ヘイドン 3-6, 6-2, 9-7
ダーリーン・ハード vs. ジャン・レヘイン 6-2, 6-1
マリア・ブエノ vs. クリスティン・トルーマン 6-3, 9-7
ダーリーン・ハード vs. ドナ・フロイド 6-1, 7-5
決勝戦の結果
男子シングルス: ニール・フレーザー vs. ロッド・レーバー 6-4, 6-4, 9-7
女子シングルス: ダーリーン・ハード vs. マリア・ブエノ 6-4, 10-12, 6-4
男子ダブルス: ロイ・エマーソン& ニール・フレーザー vs. ロッド・レーバー& ボブ・マーク
女子ダブルス: ダーリーン・ハード& マリア・ブエノ vs. アン・ヘイドン& デイドル・キャット 6-1, 6-1