1957年の南海ホークス
成績
パシフィック・リーグ2位
78勝53敗1分 勝率.595[1]
本拠地
都市大阪府大阪市
球場大阪球場
球団組織
経営母体南海電気鉄道
監督鶴岡一人
≪ 19561958 ≫
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1957年の南海ホークスでは、1957年の南海ホークスの動向をまとめる。
この年の南海ホークスは、鶴岡一人監督の12年目のシーズンである(当時は山本一人)。 一昨年の優勝のご褒美として実施されたハワイキャンプで選手が観光に明け暮れる失態を演じた反省から、鶴岡監督は「今年からキャンプは日本でやる」と宣言。前年2年ぶりに西鉄に優勝をさらわれたものの、前年正捕手となった野村克也や穴吹義雄、大沢啓二などの主力選手はこの年も主軸として打ちまくり、投手陣ではこの年ルーキーの木村保が新人王となり、前年限りで引退の柚木進に代わりエースにのし上がるなど若手が台頭。木村の21勝をはじめ、皆川睦雄が18勝、長光告直・田沢芳夫も2桁勝利をあげたが、それ以外の投手は勝ち星1桁に終わった。打撃陣は本塁打が前年の68本から98本へと倍増したが、盗塁数が前年から半減。チームは4月を首位の毎日から2ゲーム差の4位とまずまずの成績を残し、6月終了時点で首位を奪取。しかし、夏場に入り主力選手が息切れすると8月以降は西鉄に6ゲーム差を付けられ、最後は7ゲームの2位で終わりペナント奪回を逃した。 開幕オーダー1中大沢啓二 1957年パシフィック・リーグ順位変動順位4月終了時5月終了時6月終了時7月終了時8月終了時9月終了時最終成績 コーチ山本一人
概要
チーム成績
レギュラーシーズン
2遊森下整鎮
3右杉山光平
4捕野村克也
5三穴吹義雄
6二岡本伊三美
7左堀井数男
8一寺田陽介
9投野母得見
1位毎日--西鉄--南海--西鉄--西鉄--西鉄--西鉄--
2位西鉄1.0毎日2.0毎日1.0毎日2.0南海6.0南海5.0南海7.0
3位阪急1.0南海3.0西鉄3.0南海2.5毎日6.5阪急6.5毎日8.0
4位南海2.0阪急4.5阪急4.0阪急6.0阪急10.5毎日8.0阪急8.0
5位東映4.5東映6.5東映6.5東映7.5東映19.0東映20.5東映28.0
6位大映5.5大映13.0大映14.5大映14.5大映27.5近鉄35.5近鉄38.5
7位近鉄7.0近鉄近鉄20.0近鉄23.5近鉄35.5大映36.5大映43.5
3位毎日オリオンズ75525.5918.0
4位阪急ブレーブス71556.56311.5
5位東映フライヤーズ56733.43428.0
6位近鉄パールス44826.34938.5
7位大映ユニオンズ41892.31543.5
オールスターゲーム1957詳細は「1957年のオールスターゲーム (日本プロ野球)」を参照
ファン投票野村克也岡本伊三美
監督推薦皆川睦男木村保森下正夫
できごと
6月24日 - 近鉄戦(大阪スタヂアム)で田沢芳夫投手が9回2死までノーヒットノーランを続けるが、滝田政治に打たれてノーヒットノーランを逃す(パリーグ2人目)。この時田沢とバッテリーを組んでいたのは野村克也、野村は現役時代1回もノーヒットピッチャーのバッテリーを務めていないため、これがノーヒット最高記録となる。
選手・スタッフ
二軍監督
50 岡村俊昭
投手
1 金彦任重
2 小畑正治
11 木村保
13 円子宏
18 東実
22 野母得見
27 中村大成
28 福田弘文