1956年の映画
東南アジア映画製作者連盟も「アジア映画製作者連盟」に改称[6]。
7月 - 今井正監督『真昼の暗黒』がチェコスロバキアの第9回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭で入賞[12][3]。
7月3日 - 第6回ベルリン国際映画祭で豊田四郎監督『白夫人の妖恋』がカラー撮影賞を[3][注 3]、日本映画新社『カラコルム』が記録映画銀熊賞をそれぞれ受賞[3][注 4]。
9月 - 第17回ベニス国際映画祭、市川崑監督『ビルマの竪琴』がサン・ジョルジョ賞受賞[9][3][10]。
11月15日 - 米国、ロック歌手エルビス・プレスリー、『やさしく愛して』で映画デビュー[1][14]。
11月28日 - フランス、『素直な悪女』(ロジェ・ヴァディム監督)公開[15]、この映画によってブリジット・バルドーが世界的人気女優となる[1]。
月日不詳
『子供の眼』(川頭義郎監督)[16]、第13回ゴールデングローブ賞外国語映画賞受賞[17][18]。
日本
1月
1月3日 - 「社長シリーズ」第1作『へそくり社長』公開[8]、大ヒット[6]。 以後、「社長シリーズ」は計33作続く[6]。
1月15日 - 東映創立5周年記念映画『赤穗浪士 天の巻・地の巻』が公開され、大ヒット[11][19]。そのほか、1月は『旗本退屈男 謎の決闘状』 / 『黒田騒動』のヒットもあり、東映は月間配給収入が8億7686万円で邦画界首位となった[20]。
1月19日 - 日本映画連合会理事会、「映画の日」と「映画功労賞」を制定[9][4]。
1月30日 - 片岡千恵蔵、第6回ブルーリボン賞大衆賞受賞[11]。
3月
映画館の新築ブーム[12][3][4]。東京は敗戦時の4倍、452館となった[12][3][4]。
3月26日 - 中小企業金融公庫の貸出対象に「映画興行業」が追加される[9][4]。
4月
4月2日 - 大阪・東宝敷島劇場、敷島シネマがリニューアル・オープン[10]。
5月
日活、古川卓巳監督『太陽の季節』公開[9][3]、空前のヒット[21]。 同じく石原慎太郎原作で6月公開の大映『処刑の部屋』(市川崑監督)はともに太陽族映画と呼ばれ、教育関係者から非難轟々[3]。
映画審議会解散[9][3]。 『わが国の映画産業育成要請書』発行[3]。
5月17日 - 東映、創立5周年記念式典・祝賀パーティー開催[22]。
5月24日 - 売春防止法公布[12]。
6月
6月7日 - 東映、国際テレビ放送設立を郵政省に申請[23]。
7月
7月11日 - 邦画5社長会議で映倫(映画倫理規程管理委員会)の改組と劇映画のテレビ提供中止を決議[9][10]。
7月12日 - 日活、中平康監督『狂った果実』公開 [24]。『太陽の季節』や『狂った果実』が空前の大当たり[24]。太陽族映画がブームになる[24]。
7月31日 - 東映、東京・新橋メトロ映画劇場の営業を廃止[11]。
8月
8月1日 - 東映、日動映画を買収し、東映動画(現・東映アニメーション)が発足[25][26]。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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