1956年のワールドシリーズ
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ニューヨーク州ニューヨーク/ブロンクス - ヤンキー・スタジアム


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ドジャース000100001260
ヤンキース10020120X672

:トム・スタディバント(1-0)  :カール・アースキン(0-1)  

本塁打
BRO:なし
NYY:マントル2号ソロ(6回ローバック)、ハンク・バウアー1号2ラン(7回ドライスデール

観客動員数: 69,705人 試合時間:2時間43分
ヤンキースは1回裏にベラの適時打で先制、ドジャースは4回表にホッジスの適時打で追いつくが、その裏ヤンキースは1死1、2塁からマーチンの適時打とマクドゥガルドの犠飛で2点を勝ち越し。6回にマントルのソロ、7回にバウアーの2ランで点差を広げたヤンキースは、先発スタディバントが9回にキャンパネラの適時打で1点を失い、なおも1死満塁とされるも後続を抑え完投、2勝2敗のタイとした。
第5戦 10月8日

ニューヨーク州ニューヨーク/ブロンクス - ヤンキー・スタジアム


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ドジャース000000000000
ヤンキース00010100X250

ドン・ラーセン(1-0)  サル・マグリー(1-1)  

本塁打
BRO:なし
NYY:マントル3号ソロ(4回マグリー)

観客動員数: 64,519人 試合時間:2時間6分
詳細は「en:Don Larsen's perfect game」を参照ヤンキース・ラーセン、ドジャース・マグリーの両先発の好投で1人の走者も出ないまま迎えた4回裏、ヤンキースは2死から3番マントルのソロで先制。直後の5回表、マントルはドジャース5番ホッジスの左中間への飛球を背走して好捕しラーセンを盛り上げる。6回にもバウアーの適時打で2点の援護を貰ったラーセンは8回まで打者24人に対し1人も走者を出さず9回を迎える。そして9回表、ラーセンは7番フリロを右飛、8番キャンパネラを2ゴロに打ち取り2死を取ると、最後はマグリーの代打デイル・ミッチェルを見逃し三振に仕留め、97球でワールドシリーズ史上初の完全試合を達成した。
第6戦 10月9日

ニューヨーク州ニューヨーク/ブルックリン - エベッツ・フィールド


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ヤンキース0000000000070
ドジャース0000000001140

:クレム・ラバイン(1-0)  ボブ・ターリー(0-1)  

本塁打
NYY:なし
BRO:なし

観客動員数: 33,224人 試合時間:2時間37分
前日の完全試合のショックが抜けないドジャース打線はヤンキース先発ターリー相手に7回まで散発2安打、10三振と振るわず。8回裏、ドジャースは毎回のように走者を出しながらヤンキース打線を抑えてきた9番ラバインが2塁打で出塁。2死後、ターリーはスナイダーを敬遠し4番ロビンソンと勝負するが、ロビンソンは3飛に倒れ試合は延長へ。10回裏、ドジャースが1死2塁の好機を作ると、ターリーはまたもスナイダーを歩かせロビンソンとの勝負を選択。今度はロビンソンの打球が左翼スローターの頭上を超えサヨナラとなり、決着は前年に続き第7戦に持ち越された。
第7戦 10月10日

ニューヨーク州ニューヨーク/ブルックリン - エベッツ・フィールド


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ヤンキース2021004009100
ドジャース000000000031

:ジョニー・クックス(1-0)  ドン・ニューカム(0-1)  

本塁打
NYY:ヨギ・ベラ2号2ラン(1回ニューカム)・3号2ラン(3回ニューカム)、エルストン・ハワード1号ソロ(4回ニューカム)、ビル・スコウロン1号満塁(7回クレイグ)
BRO:なし

観客動員数: 33,782人 試合時間:2時間19分
1回表、ヤンキースは安打と盗塁のバウアーを2塁に置き4番ベラが2ランを放ち先制。その裏ドジャースは2番リースの四球と3番スナイダーの安打で1死1、2塁とするが、4番ロビンソンが投ゴロ併殺打に倒れ得点できず。すると3回、ヤンキースはベラに2打席連続の2ランが飛び出し、続く4回にも先頭ハワードがソロを放ったところで、ドジャース先発ニューカムはシーズン27勝の実力を発揮できないままKO。さらに7回にもスコウロンにグランドスラムが飛び出し試合を決めた。ヤンキース先発クックスは意気消沈のドジャース打線を散発3安打に抑え完封、ヤンキースが3年ぶりに世界一に返り咲いた。この試合で最後の打者となったロビンソンは10月下旬から11月上旬にかけて行われた日米野球に参加したが、帰国後の12月13日にニューヨーク・ジャイアンツとのトレード話が持ち上がり、これを拒否して翌年1月23日に現役引退を表明し、このワールドシリーズが最後のプレーとなった。
外部リンク

baseball-reference.com1956 World Series










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