1952年ヘルシンキオリンピック
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フィンランドの英雄パーヴォ・ヌルミハンネス・コーレマイネンの手によって聖火が届けられ、同国民が歓喜した。

日本第二次世界大戦後初(16年ぶり)の夏季オリンピックの参加となった。

ソ連がオリンピック初参加。金メダル第1号は陸上競技女子円盤投ニーナ・ロマシェコワであった。

馬術で軍人以外の男子と女子の参加が認められ、デンマークリス・ハルテルが同競技初の女子金メダリストになった。

チェコスロヴァキアエミール・ザトペックが、陸上競技長距離種目(5000メートル、10000メートル、マラソン)で3つの金メダルを獲得

ヨーロッパの小国ルクセンブルクヨジー・バーテルが、陸上競技男子1500メートルで優勝したことにより大番狂わせを演じた。

2021年現在、夏季オリンピックでは最も緯度が高い都市で開催された大会となっている(1956年メルボルンオリンピック以降は、ヘルシンキよりも緯度が高い都市で開催された夏季オリンピックは存在しない)。

実施競技

陸上競技

競泳

飛込

水球

サッカー

ボート

ホッケー

ボクシング

体操

バスケットボール


レスリング

セーリング

ウエイトリフティング

自転車

馬術

フェンシング

射撃

近代五種競技

カヌー

野球


各国の獲得メダル詳細は「1952年ヘルシンキオリンピックのメダル受賞数一覧」を参照

順国・地域金銀銅計
1 アメリカ合衆国40191776
2 ソビエト連邦22301971
3 ハンガリー16101642
4 スウェーデン12131035
5 イタリア89421
6 チェコスロバキア73313
7 フランス66618
8 フィンランド(開催国)631322
9 オーストラリア62311
10 ノルウェー3205

主なメダリスト

金メダル

石井庄八日本レスリングフリースタイルバンタム級)

エミール・ザトペックチェコスロバキア陸上競技男子5000m

エミール・ザトペック(チェコスロバキア、陸上競技男子10000m

エミール・ザトペック(チェコスロバキア、陸上競技男子マラソン

ハリソン・ディラードアメリカ、陸上競技男子110mハードル)

ロバート・リチャーズ(アメリカ、陸上競技男子棒高跳

ロバート・マサイアス(アメリカ、陸上競技男子十種競技

シャーリー・ストリックランド・デ・ラ・ハンティオーストラリア、陸上競技女子80mハードル)

パトリシア・マコーミック(アメリカ、飛び込み女子3m飛板飛び込み)

パトリシア・マコーミック(アメリカ、飛び込み女子10m高飛び込み

ハンガリーフェンシング男子サーブル団体)

ラルス・ハル(スウェーデン近代五種競技男子個人)

ゲルト・フレドリクソン(スウェーデン、カヌー男子カヤックシングル1000m)

フランク・ヘブンス(アメリカ、カヌー男子カナディアンシングル10000m)


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