1951年イギリス総選挙
1951 United Kingdom general election
庶民院(下院) 全625議席
投票率82.6%
第1党第2党第3党
党首ウィンストン・チャーチルクレメント・アトリークレメント・デービス
選挙前首相
クレメント・アトリー
労働党選出首相
ウィンストン・チャーチル
保守党
英国議会議事堂
1951年イギリス総選挙(1951ねんイギリスそうせんきょ、英語: 1951 United Kingdom general election)は、1951年10月25日にイギリスで行われた英国議会の庶民院(下院)議員を選出する総選挙である。目次
1 選挙データ
2 選挙結果
3 参考書籍
4 関連項目
選挙データ 首相に返り咲いたチャーチル クレメント・アトリー(労働党)
選挙当時の首相:クレメント・アトリー
与党:労働党
議会構成:下院(庶民院)と上院(貴族院)の両院で構成されている。しかし、上院は世襲貴族と一代貴族から任命される議員で構成されており、選挙で選出されるのは、下院議員のみである。
下院議員の任期:5年。但し、5年の任期が満了する前に下院が解散されることが多い。
下院の定数:625議席
有権者数:34,919,331名
候補者数:1,376名
選挙結果
投票日:1951年10月25日
投票率:82.6%
党派別議席数及び得票数・率党派得票数得票率候補者議席数
Conservative保守党12,660,06144.3%562302
Labour労働党13,948,88348.8%617295
National Liberal自由党国民政府派1,058,1383.7%5519
Liberal自由党730,5462.6%1096
Irish Nationalistアイルランド国民党92,7870.3%32
Irish Labourアイルランド労働党33,1740.111
合計(Total)625
有効得票総数:28,596,594票
出所: ⇒General Election Results 1885-1979。この表では議席を得た政党のみ掲載
得票率において労働党は保守党を僅差で上回ったものの、議席数では前回を大きく下回った。加えて選挙後に自由党国民政府派が保守党と合同したため、保守党が過半数を制して政権の座を奪回しチャーチルが再び首相の座についた。以後、労働党は13年間に渡り野党となった。戦争中から続いてきた統制経済に対して不満を強く抱いた中産階級や熟練労働者層の票が一気に保守党に流れたこと、労働党内における左右両派間の対立が表面化した事などが敗因としてあげられている。
参考書籍
林真吾『これが英国労働党だ』新潮選書
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